『どうぞこのまま』(1976年発売)の大ヒットで知られるシンガーソングライター・丸山圭子が5月10日、東京・渋谷JZ Brat SOUND OF TOKYOにてバースデイライブを行なった。
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作家としても山口百恵、南沙織、岩崎宏美ら多くの歌手に楽曲提供。2009年からは洗足学園音楽大学の客員教授を務め、昨年3月に定年退職。同年10月25日に3年ぶりのニューアルバム『彩色兼美』をデビュー当時に所属していたレコード会社・エレックレコードから発売し、現在はライブを中心に活動中。
この日は、72回目の誕生日を迎えたことを記念しての開催。
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大勢のファンが詰めかけた中、「今日はパーティーライブですので、しんみりと聴いていただく歌もありますけれど、私も一緒になって楽しみたい」と笑顔を見せ幕開け。丸山の長男でミュージシャン・サトウレイがベース、大学時代の教え子のピアニスト・穴水佑輔がピアノ&ボーカルを務め、最新アルバム『彩色兼美』から『風花』『五線譜を舞う恋』『月影』、穴水とデュエットで『浅き夢見し』、それに代表曲『どうぞこのまま』など全12曲を熱唱。
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また、丸山とは親しい音楽仲間のシンガーソングライター・堀江淳がスペシャルゲストとして出演し、1981年発売の大ヒット曲『メモリーグラス』を披露。
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堀江とは10年来の音楽仲間で、今日までお互いのライブを見たり、ラジオ番組で共演するなどしてきたが、ライブで共演するのは今回が初めてで、「まさか丸山圭子さんと同じステージに立つ日が来るとは、思ってもいませんでした」と感激。そして、丸山が「実は、このバースデイライブでは堀江さんとデュエットしたいなと考えていたのですが、メニューがたくさんあり過ぎて、時間が足りないため断念しました。でも、今後はライブでぜひデュエットしたいですね」と言えば、堀江も「ぜひそういう機会を作ってください」と目を細めた。
さらに、俳優で歌手・原めぐみ、女性シンガー・sayaもゲスト出演し、原は『偽りの恋』、sayaは塩入俊哉のピアノ、岡沢茂のベースをバックに『名残の蝉時雨』を唄いステージに花を添えた。
72歳の誕生日を迎えた丸山は「サポートメンバーが〝3 Generations〟といってみんな若いので、内心では負けないぞという気持ちがあり、若さ的には負けますが、年齢を重ねた上でのいいところもあると思いますので、言葉の一言ひとことみたいなものがしんみりと伝わるのではないかなと…。そこを大事にして、人生を重ねたところが出ればいいなと思っています。昨年、林部智史さんの曲を書かせていただいたんですけれど、そのアルバムは加藤登紀子さん、小椋佳さん、宇崎竜童さん、阿木燿子さんといった大御所ばかりが書かれていて、皆さん現役で頑張っていらっしゃるので、私も元気でいられるうちは頑張るぞという気持ちでいます。お陰さまで声のほうはまだまだ衰えていないと思いますので、これからも元気に唄い続けていきたい」と意欲満々。
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70代の丸山圭子、40代のサトウレイ、20代の穴水佑輔の〝3 Generations〟で制作した最新アルバム『彩色兼美』は、四字熟語である「才色兼備」とは違った漢字を当てた丸山による造語で、女性の心の彩り豊かな美しさを曲の中に込めたいとして自身がつけたタイトルだ。
■丸山圭子コメント
「アルバム制作では3人の世代が違っているので、ぶつかるときもあれば、そこからいいものが生まれたりもして、その化学反応がとても面白かったです。ボサノバあり、ラテンあり、ゴスペルっぽい曲や和の感じの曲も入っていますが、そんなバラエティーに富んだ曲を収録したこのアルバムを、世代を超えてたくさんの方に聴いていただきたい」