椎名佐千子/バースデイライブで和太鼓も披露

新曲『いごっそ海流』が好評を博している椎名佐千子。自身の誕生日・11月3日に初のバースデーライブ「椎名佐千子Birthday LIVE 2024―感謝をこめて―」を赤坂・草月ホールにて開催し、350名もの観客を賑わせた。

『哀愁…日本海』『面影みなと』を唄い、「初めてのバースデイライブ、皆さんにお会いできて本当にうれしいです。どうか一緒に楽しんでください!」と笑顔。『出船桟橋』『丹後なみだ駅』などの代表曲を立て続けに披露していく。

このライブのために新たにアレンジした『女郎花』を披露した後、ステージ上にスクリーンが登場。椎名本人のナレーションとともに、幼少期からの秘蔵写真が次々に流れた。バースデイ記念の特別企画だ。

淡い水色の着物に衣裳替えした後、『あなたのせいよ』を歌唱し、恩師・鈴木淳氏、作詞家・悠木圭子氏の制作した『早春慕情』を紹介し、「こちらも大好きな曲で、唄うたびに風景が浮かんで泣きそうになります。今日も先生方はエールを送ってくださっていると信じて、泣かないようにします」と両氏への熱く込められた思いなどをコメントした。

また、八代亜紀先輩とは同門の先輩であるとし、「いつも優しく話しかけてくださる方でした。大先輩なのにとても気さくで、独立して不安な時期にも“一緒に仕事しましょう”と声をかけていただき、大変お世話になりました」と寂しさをにじませながら、「そんな偉大な大先輩の歌を、私なりに歌いつないでいけるように」と、『舟唄』を熱唱する場面も。


続いて、袴姿で登場し『王将一代小春しぐれ 浪曲歌謡篇』を、黒のパンツ姿に衣裳での助六太鼓では今泉光氏との息の合ったパフォーマンス、その溢れるパワーのまま、『酔歌 (ソーラン節入り)』『いごっそ海流』で荒波のような力強い歌唱で観客を圧倒。「おっしょい!」の合唱で会場のテンションは最高潮に。



深紅のドレス姿では『古い日記』を唄い、客席ラウンドも。
『御意見無用の人生だ』『君津・木更津・君去らず』『さよなら特急』では令和ダンスバージョンと称し、軽快にパフォーマンス。


「お越しくださった皆さんに感謝の気持ちがいっぱいです、本当にありがとうございます」と改めて感謝の意を伝え、本編ラストは『愛を信じたい』で締めくくった。

アンコールではサプライズでケーキが運び込まれ、会場全体に「ハッピーバースデ~」が響き渡り、感謝をこめた『マイホームタウン』で幕を下ろした。

■椎名佐千子コメント
「今日は本当に最高の誕生日になりました。いつも皆さん傍にいてくださって、ありがとうございます。ここが私の居場所だな、と思うんです。皆さんが私にとって、マイホームです」



■『いごっそ海流』発売中

【公式SNSを見る】
error: コンテンツは保護されています