とても悲しいニュースが続きます…
12月23日、なかにし礼先生が
心筋梗塞のため亡くなられました
4000曲以上もの歌を
本当にありがとうございました
細川たかしさんのコメント
なかにし礼先生の訃報を聞き、
また一人昭和の偉人が亡くなってしまい残念でなりません。
長い間闘病されていたと聞いていたので
今は天国でゆっくりとお休み下さいと祈るばかりです。
先生とは私のデビュー曲『心のこり』を作詞して頂いたのが
最初の出会いでした。
「私バカよね おバカさんよね」
冒頭の歌詞が余りにインパクトが強く、
よくキャンペーンなどで子供に
「あっおバカさんが歩いてる」
などと言われる程でした。
元々タイトルが『私バカよね』でしたが
デビュー曲でこのタイトルは可哀想だと
先生が『心のこり』と付けてくれたんです。
その七年後『北酒場』も
先生の作品で私にとっての代表曲です。
先生本当にありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りしております。
氷川きよしさんのコメント
突然の訃報を聞いて、まだ、信じられない気持ちです。
なかにし先生は、すごい偉い先生なのに、
私のような若い人間の話を真剣に聞いてくださり、
心を汲んで、『母』という詩を書いてくださいました。
今年、こんな大変な世の中で、
価値観や人生観が大きく変わっていくときに、
この『母』を歌わせていただくというのは、
自分の根幹、原点を見つめ直すためにも、
本当に意味のあることだと思いながら、今年一年、歌ってきました。
本当に偉大な先生でした。
なかにし先生からいただいた、
『櫻』『出発』『母』は、先生からの人生のメッセージです。
なかにし先生の魂の作品を
これからも大切に歌わせていただきます。
先生、どうぞ安らかに。
そして、いつまでも見守っていてください。
心よりご冥福をお祈り申し上げます
月刊歌の手帖 編集部
歌の手帖 2021年2月号 | 歌の手帖,2021 | 歌の手帖社 utate online