新曲『運命の夏』が、オリコン週間演歌・歌謡シングルランキングで17週連続TOP10内にランクインするなどロングヒット中の〝演歌界の王子さま〟こと辰巳ゆうとが6月1日、大阪・梅田芸術劇場メインホールにて「辰巳ゆうとスペシャルコンサートツアー 2025~Triangle~」と銘打ったコンサートを開催。
この日は、愛知・Niterra 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール(7月8日)、東京・LINE CUBE SHIBUYA(10月24日)の3大都市で開催される〝スペシャルコンサートツアー〟の初日。
同ツアーは、4月からスタートしたコンサートツアーとは異なるバンド編成による特別公演で、ツアータイトル「Triangle」には、演歌、ロック、ダンスの3つの意味が込められ、ロック調のアレンジによる歌唱やダンサーとのコラボといった新たな試みにもチャレンジ。
開演前、同ツアーについて辰巳は「僕は演歌歌手ですが、演歌以外のことにもどんどんチャレンジしていきたいですし、〝辰巳ゆうと〟という新たなジャンルを作り上げていきたい気持ちが強かったので、今回、演歌であったり、ダンス曲であったり、ロック調の曲であったりと、いろんな辰巳ゆうとの顔を魅せたくて、トライアングルという形にして、いまできることをたくさん盛り込みました」と説明。
大阪は辰巳の出身地(大阪・藤井寺市出身)で、1900席の会場は地元ファンを中心に満席となり、オープニングから熱い声援が飛び交う中、「さぁ、いよいよスペシャルコンサートツアーが始まりました。今日はいろんな辰巳ゆうとが出てきますので、最後まで楽しんでいってください」と笑顔であいさつ。
新曲『運命の夏』をはじめ、男女4人のダンサーの踊りをバックに第3弾シングル『センチメンタル・ハート」、女性ダンサーとのコラボで竹内まりやの『純愛ラプソディ』、男性ダンサーとのコラボで玉置浩二の『田園』、再び4人の男女ダンサーの踊りをバックに第7弾シングル『星くずセレナーデ』など、長編歌謡浪曲や懐メロのカバーも交えつつ全19曲を熱唱した。
最後まで、満員の客席を魅了した辰巳は「氷川きよし先輩も演歌に限らず、いろんなことにチャレンジされていますが、自分はこれからもその背中を追いかけていきたいですが、あれは氷川先輩にしかできない世界だと思うので、僕は僕で辰巳ゆうとにしかできない世界を作り上げていきたい」と意欲を燃やしていた。
大阪では、9月20日から同28日まで大阪松竹座で上演される「秋だ!笑いだ!松竹新喜劇 九月公演」にゲスト出演が決定。
東京では、8月19日に「辰巳ゆうとフェスティバル~運命の夏祭り~」=1部・アロハ篇(歌謡曲を中心にお届け)、2部・浴衣篇(演歌を中心にお届け)=を品川プリンスホテル ステラボールで行う予定。