あさみちゆき (あさみ・ちゆき)が2005年のアルバム『あさみのうたⅡ』に収録し2010年にシングルとして発売した『黄昏シネマ』。根強い人気を誇る同曲の続編・新作『それからの黄昏シネマ』を発売することをあさみ自身のブログで明かした。
アルバム発売から20年、シングルカットから15年の年月を経て、あさみとファンのみならず、作家陣や参加ミュージシャンなど様々な思いが織り込まれた作品が発売になる。
作家陣は『黄昏シネマ』と同じく田久保真見(作詞)と杉本眞人(作曲)。
■杉本眞人コメント
『黄昏シネマ』は、自分でもリメイクするほど好きな楽曲。唄っていると私自身の中学時代の記憶がよみがえり、ほろ苦い思い出にひたってしまいます。こんなに想いが深い楽曲はあまりありません。
『それからの黄昏シネマ』は作詞家の田久保真見がなに気に私に送ってくれました。私もさり気なく書きました。聴いているうちに彼女にぴったりだと思いました。案の定、ちゆきの歌声で胸が熱くなりました。
いろいろな人生を生きてきた“あさみちゆき”という歌手が、やっと本物になってきた気がします。
ちゆき頑張れ!!期待してるからな!
■田久保真見コメント
不思議なレコーディングだった。あさみちゆきが唄い終わったあと、全員が涙ぐんだ。スタッフだけではなくミュージシャンも。作曲の杉本眞人先生までが「泣いちゃうなあ…」と呟いた。
この作品は、そんな作品だ。『黄昏シネマ』から20年。純粋であること以上に、強いことはない、と思う。あさみちゆきは、純粋で強いアーティストだ。かけがえのない、私の戦友だ。
■あさみちゆきコメント(公式ブログより)
年齢を重ねた今だからこそ、気づけることってあります。あの頃に大切な忘れものをしてきたような忘れられない想い出は、叶わない想いだったり、沢山の涙だったり…だからこそ美しく尊い想い出なのかな。
今の小さな幸せを感じながら、胸に秘めたあの頃を振り返ってみるのも人生。皆さまそれぞれの「人生」という映画の中の出演者を想い浮かべながらぜひお聞きいただければ嬉しいです。杉本眞人先生、田久保真見先生からいただいた「歌のお手紙」を大切に大切に…皆さまにお届けしていきたいと思います。
また、9月6日にはあさみの原点である東京・井の頭公園で恒例のアートマーケットに参加。
9月21日に出身地・山口県光市でふるさとコンサートを、11月3日には現在の拠点となっている岩手県盛岡市にてソロ公演「あさみのうたin盛岡」を開催する。
■『それからの黄昏シネマ』
作詞/田久保真見 作曲/杉本眞人 編曲/佐藤和豊
10月15日発売
テイチク TECA-25054
C/W『どくだみの花』
『それからの黄昏シネマ』予約受付中
あさみちゆき アーティストリンク
■あさみちゆきプロフィール
1978年1月11日生まれ。山口県出身。
東京・井の頭公園で2001年からストリートライブを開始。
テイチクレコードにスカウトされ、2003年4月『紙ふうせん』でデビュー。第49回日本レコード大賞・日本作曲家協会奨励賞、第41回日本有線大賞・有線音楽賞など数々の賞を受賞。
昭和の流行歌の懐かしさを感じさせる歌唱は、団塊の世代を中心に支持されている。
2015年男児出産。2017年に活動を休止し翌年第二子を出産。歌手活動を少しずつ再開する中、2024年にデビューから満20年を記念して「あさみのうたin武蔵野」を開催。同年、復帰作として発売した『白い花飾って』は第57回日本作詩大賞ノミネート作品に選出された。
10月15日に最新作『それからの黄昏シネマ』を発売。
■ライブ情報
「井の頭公園アートマーケッツ」
9月6日(土)
東京・井の頭公園
「あさみちゆき ふるさとコンサート2025」
9月21日(日)
山口・光市民ホール
「いしがきミュージックフェスティバル」参加
9月28日(日)
岩手・マチナカステージ
「Autumn Festa〜チェウニ&KANA&あさみちゆき〜」
10月19日(日)
大阪・ホテル阪奈
「たんぽぽチャリティーコンサート」
10月25日(土)
東京・武蔵野公会堂
「あさみのうた 2025 in 盛岡」
11月3日(月・祝)
岩手・盛岡劇場
あさみちゆき公式サイト
オフィシャルブログ「いつも青春!!ぼろろんブログ」
あさみちゆきYouTubeチャンネル
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