タブレット純/初アルバム『タブレット純 大いに歌う』発売記念コンサートを華やかに開催!

11月26日、東京・恵比寿ザ・ガーデンホールにてタブレット純が初めてのアルバム『タブレット純 大いに歌う~中川博之作品集~』のリリース記念ワンマンコンサートを開催した。このアルバムは、ムード歌謡界の第一人者として知られる作曲家・中川博之の珠玉の作品の中からタブレット純が選曲したカバー集。
2部構成となった本公演は、第1部がそのアルバムをテーマにした中川博之作品の歌唱。第2部が昭和歌謡のカバーと自身のオリジナル楽曲などで構成。


黒のラメのスーツ衣裳に身を包み、アルバム1曲目の収録曲『わたし祈ってます』(敏いとうとハッピー&ブルー)でステージをスタート。
「こんなにたくさん、すごい高そうな場所で、ちょっと実感がまだわいてないんですけど…」と初めての会場に戸惑いを見せながらも、「今日はよろしくお願いします」と挨拶。


司会の西寄ひがしに「本日はアルバムのリリース、しかも尊敬する中川博之先生の作品集ということで…」と向けられると、「まさかこんな日が来るとは…。小学6年の時、そろばん塾の帰りに同級生のお母さんから『ラブユー東京』と『たそがれの銀座』のレコードを借りまして、そこから中川博之というお名前を知りまして、その後は中川先生の作品を買うということを続けていて、そして今回、『大いに歌う』というアルバムを出すことができました」と報告。

▲息ぴったりな司会・西寄ひがしと。撮影OKタイム


「本日は髙畠じゅん子先生もいらっしゃってるんですが、ぶっちゃけじゅん子先生のおかげで、この舞台に立たせていただいています」と中川先生の夫人で作詞家の髙畠じゅん子に感謝を述べると、アルバムの収録順に『足手まとい』(森雄二とサザンクロス)を歌唱。その後はアルバム収録順に10曲を唄い、中川博之の歌の世界をたっぷりと聴かせて1部を終了。

▲髙畠じゅん子から贈られたドレス


2部はピアノとヴァイオリンとベースを従えたバンド編成のステージ。花びらを模した黒いヘッドドレスに鮮やかなピンクに黒をあしらったドレスで登場し、『サントワマミー』や自身のハーモニカとギタレレの演奏による『湯の町エレジー』(近江俊郎)、エレキギターでの『堕天使ロック』(ジャックス)など幅広いジャンルでタブレット純の世界を披露。
本編最後は2023年2月のNHKラジオ深夜便「深夜便のうた」となった『銀河に抱かれて』など11曲を歌唱。

アンコールでは銀ラメのホットパンツ姿に羽根を付けた姿で『帰ってきたヨッパライ』(ザ・フォーク・クルセダーズ)を歌唱。ラストソングは金ラメのドレスに早替えし『マイ・ウェイ』(フランク・シナトラ)。合計全33曲を歌唱。「今日は長い間ありがとうございました」と挨拶し、750名の観客からの万雷の拍手に包まれながらコンサートは終了した。



■曲目一覧
〈第1部〉
わたし祈ってます(敏いとうとハッピー&ブルー 1974年)
足手まとい(森 雄二とサザンクロス 1977年)
生命のブルース(黒沢 明とロス・プリモス 1967年)
昨日の女(湯原昌幸、小林 繁 1975年)
意気地なし(森 雄二とサザンクロス 1976年)
ラブユー東京(黒沢 明とロス・プリモス 1966年)
たそがれの銀座 (黒沢 明とロス・プリモス 1968年)
サヨナラ横浜(石原裕次郎 1971年)
さようならは五つのひらがな(黒沢 明とロス・プリモス 1968年)
夜の銀狐(斉条史朗 1968年)

〈第2部〉
サン・トワ・マミー(越路吹雪 1964年)
そんな事より気になるの(タブレット純 2015年)
恋⼈よ我に帰れ(フランク永井 1955年)
16トン(フランク永井 他 1956年)
べサメムーチョ(黒木曜子 1950年)
別れのサンバ(長谷川きよし 1969年)
湯の町エレジー(近江俊郎 1948年)
⻘春サイクリング(小坂一也 1957年)
あの素晴らしい愛をもう⼀度(加藤和彦と北山 修 1971年)
堕天使ロック(ジャックス 1969年)
銀河に抱かれて(タブレット純 2023年)

〈アンコール〉
帰ってきたヨッパライ (ザ・フォーク・クルセダーズ 1967年)
マイ・ウェイ(フランク・シナトラ 1969年)


 ■『タブレット純大いに歌う~中川博之作品集』

11月26日(水)
日本コロムビア COCP-42607
¥3,000(税込み)

★収録曲
わたし祈ってます(敏いとうとハッピー&ブルー)
足手まとい(森雄二とサザンクロス)
生命のブルース(黒沢明とロス・プリモス)
昨日の女(湯原昌幸、小林繁)
意気地なし(森雄二とサザンクロス)
ラブユー東京(黒沢明とロス・プリモス)
たそがれの銀座(黒沢明とロス・プリモス)
サヨナラ横浜(石原裕次郎)
さようならは五つのひらがな(黒沢明とロス・プリモス)
夜の銀狐(斉条史朗)
※()内はオリジナルアーティスト

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