2024年11月21日
ありがとう！LUCYさん似顔絵のり弁、番外編
2006年1月号より
本誌の目次を飾っていただいた
LUCYさんの似顔絵のり弁が
残念ながら
この2021年12月号をもって
最後となりました。
そこで、
歌の手帖12月号では、
LUCYさんの似顔絵のり弁の
15年間を振り返った特集を
カラー4ページで掲載しております。
しかし、なにしろ
15年間で約180作品ですからね。
今回、特集をするにあたり、
過去の作品を見ながら、
絞りに絞って、
54作品を選びましたが、
本当はページがあれば、
もっともっと紹介したい
素晴らしい作品が多くて、
かなり作業は難航しました。
ご飯の上に、
海苔で
歌手の顔を描く、
というのは
改めて凄い技術ですから。
そこでここでは
LUCYさんの似顔絵のり弁
の番外編として、
本当はこれも掲載したかった…
というのを10点ほど
ご紹介させていただきます。
（ちょっと長くなります…）
では、
最初は2007年9月号の
表紙だったキム・ヨンジャさん。
これ、かなりクオリティ高いと思います。
洋服とチークやイヤリングなどに
桜でんぶを使っていて、凝ってます。
桜でんぶ、子供の頃好きだったな。
次は2008年3月号の
すぎもとまさとさん。
すぎもとさんの
『吾亦紅』が大ヒットしていた時ですね。
髭と白髪の部分に使っているのは
なんだろう？ かつおぶしかな？
次は2008年8月号の
ジェロさん。
これもジェロさんの
デビュー曲『海雪』が
大ヒットしている時代ですね。
顔の色は
醤油ごはんかな？
次は2009年1月号の
秋元順子さん。
これも秋元さんの『愛のままで…』が
大ヒットしている時ですね。
こうやって振り返ると、
2008年は演歌歌謡曲の
ヒット曲が多かったんですね。
最近は演歌歌謡曲の
大ヒット曲が少ないので、
またぜひ大ヒット曲が生まれてほしい。
しかし、こうして見ると、
やはり外国の方や、
キャリアのあるベテランの方は
似顔絵で捉えやすい
素晴らしい個性がありますね。
次は2014年10月号の
細川たかしさん。
個性と言えば
やはりこの方でしょう。
そして次は、
2011年2月号の
北山たけしさん。
この北山さんの
ちびまる子ちゃんとかに出て来そうな、
ヤンチャな男の子みたいな似顔絵の感じが
個人的に好きです（笑）。
北山さん自身は
すごく真面目な方なんですけどね。
次は
2008年5月号の
水森かおりさん。
水森さんも本誌表紙登場回数が
多い方なので、
本誌12月号でもその時代性を
感じていただくため3作品載せました。
これは載せられなかったものですが、
この時の髪型の
ウネウネと跳ねる感じが好きです。
次は今回ここで紹介する中で、
一番古い号で、
2006年3月号の
山内惠介さん。
山内惠介さんの
本誌初表紙の時ですね。
正直、まだ似ていないですが、
LUCYさんも本誌で（のり弁を）
やり始めたばかりの頃ですし、
LUCYさんにとっては
この時、
ほぼ初めましての山内惠介さん
でしたから、
まだ彼の特徴を
つかみかねている感じが
初々しいと言いますかね。
でも
本誌12月号に掲載した
LUCYさんによる
これ以降の山内惠介さんの似顔絵のり弁は、
惠ちゃんが本誌表紙を重ねるのと比例して
どんどん特徴を捉えてきましたから、
そういう過程が、また面白いです。
次は
2016年4月号掲載の
氷川きよしさん。
ちびまる子ちゃんの
花輪くんみたいな髪型ですね（笑）。
氷川きよしさんだけの
似顔絵のり弁だけで、
約30作品ありましたけど、
氷川さんの場合、
時代と共に
髪型が頻繁に変わるので、
本当は30作品をズラッと並べるだけで、
すごく面白いんですよ。
でも、本誌では12作品を
涙を呑んで選んでみました。
最後は
2018年1月号の
舟木一夫さん。
舟木さんは
本当にいつまでも
変わらないですよね。
この作品は、
舟木さんの男の子の部分が
出ているようで、
とても爽やかで好きです。
というワケで、
とりあえず本誌に掲載した以外の
印象的な10作品を紹介しました。
LUCYさんは
この企画を担当するまで、
演歌歌手のことは
あまり知らなかったと思いますが、
歌手の方への愛を感じるような
温かなタッチの似顔絵のり弁を
15年間も作ってくださいました。
やっぱり絵も歌も、
大切なのは
作る人の人柄と愛ですよね。
海苔だけで、ここまで作るのは
本当に大変だったと思います。
おかずも凝ってますしね。
LUCYさん、
本当に永い間、
素晴らしい作品の数々を、
ありがとうございました。
村田
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