9月21日に発売する
歌の手帖11月号の
表紙巻頭は
氷川きよしさんです。
今回の巻頭インタビューは
8月24日に発売された
ポップスアルバム第2弾
『You are you』について、
Kiiちゃんに
収録曲12作品、
1曲ずつ語っていただきました。
昨年発売の
ポップスアルバム第1弾
『Papillon-ボヘミアン・ラプソディ-』も
素晴らしい作品集でしたが、
今までとベクトルの異なる
ポップスアルバムを発売し、
これからの氷川きよしらしさを
確立するために、
より振り切って、
より尖って、
より力を入れていたと思うんです。
でも、『You are you』では、
そこから少し肩の力を抜いて、
更に自然体で、
氷川きよしの輝ける未来を感じる
ポップスアルバムを
作ってくれたと思います。
分かりやすいのが
アルバム『南風吹けば』
に収録されていた
『紫のタンゴ』のニューバージョン。
とても歌謡曲らしいメロディーラインを、
パーカッシブな今風のアレンジで包んで、
クールにホットに唄い上げる
その歌唱を聴いて、
氷川きよしは、
カテゴライズ不要な
日本の唯一無比なボーカリストなんだなぁ、
ということを改めて感じます。
演歌のスキルはもちろん、
ロックやポップスのスキルも併せ持つ、
こんな歌手、なかなか、いないですよ。
そんな彼を、
何か既成の概念に閉じ込めちゃいけません。
それにしても、
こういう新型コロナ禍の
厳しい状況だからこそ、
最近の氷川さんの
超前向きで、ポジティブな
発言やメッセージが
心に響きます。
氷川さんにインタビューすると、
このコロナ禍で重たかった気持ちが
軽くなりますもん。
あなたはあなた、
私は私、
みんなが自分の場所から、
それぞれを理解し合って、
共に幸せのために生きていきましょう!
というようなメッセージを
Kiiちゃん自身から感じます。
ぜひ11月号のインタビューを
読んでいただければと思います。
村田
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