山本譲二/オリジナル、ギター弾き語り、メタルまで! 50周年記念コンサートで熱唱。完売御礼、歌手仲間も続々

50周年真っ最中の山本譲二さんが5月25日、東京・ティアラこうとう大ホールにて「50周年記念コンサート ファイナル」を華やかに開催。

さすが、歌謡界のアニキとして慕われる譲二サン。会場前には色彩豊かな祝い花があふれるほどに。しかも、この日のチケットは発売10日ほどで完売したとかで、満員御礼! 会場内には歌手仲間や後輩歌手の姿も。

ロビーにはこぶしまるくん(テイチクのマスコット)や、譲二サンのパネル等が設置。


お祝いムード満載の中、映像と『みちのくひとり旅』(山本恭司ver.)が流れた後、ニコニコ笑顔の譲二サン登場。

漢らしい歌声と佇まいで『花も嵐も』熱唱。会場いっぱいのペンライト、譲二サンが手を振ると、その灯りが一層揺れてとても美しき光景。

「(ファンの)みなさんのことが大好きです。みなさんがいてくれたからこその50周年。今日も、楽しんでいただけるように」と事前取材で語っていた通り、想い出話を挟みながらオリジナル曲を次々に。

と、『浪漫~ROMAN~』終わりで、前川清さんがサプライズ登場。

「若い頃、清さんには本当お世話になった。自宅で飯を食わせてもらったりね」と、恩義を感じている譲二サン。「清さん、福岡のはずでは?」「そう、さっき羽田に着いた。で、終わったらまた福岡へ戻るよ」―そんな会話の後、『そして、神戸』『東京砂漠』を歌唱(少しだけ譲二サンも一緒に)。

さらに、堀内孝雄さんも登場し…。

「わかっていれば、たくさんの言葉を用意できたのに。突然だったから“あ、べーやんだ!”としか…(笑)」


さらにさらに、サプライズは続いて…その昔、「テイチクレコードにおいでよ、あたたかい会社よ」と誘ってくれたという川中美幸さんも!

「私たち、戦友みたいなもの」「(譲二サンの)Tシャツ、いっぱい買っちゃった♡」「あ、新曲も買うわね♡」と明るい美幸さんの笑い声と話に、ずっと笑顔だった譲二サン、さらに笑顔。



「ギターの弾き語りをしてくださいということで、やりますけど…本当に下手なのでね…」
と、『北の旅人』『今日でお別れ』『恋しき孫よ』(雅也くんver.)を披露。とても繊細で綺麗な音色で、「下手」だなんて謙遜だったんですね。


そして昨今、SNSで“山本譲二メタル化計画”が話題(メタルTシャツも大ヒット)となり、その流れでHATTALLCAさんとコラボしたメタル曲『言論の自由』(ユニット名=J&J feat. HATTALLICA with 長谷川太一)が誕生…で、もちろん、HATTALLCAさんも登場。

演歌とメタルの融合!

『言論の自由』を作詞・作曲した吉幾三さんも登場、サングラスをかけて同曲を披露。

格好良くキメた後、「ダメだ…酸素くれ…」(笑)。

吉さんトークで繋ぎ、着替え終えた後の譲二サンが再登場。

本当、兄弟のようです。

終盤、愛妻・悦子さんが横に座り手をつなぎながら、50周年記念曲の新曲『妻よ···ありがとう』歌唱。

譲二サンを心配そうに見守ったり、肩に手を置いたりも。素敵なご夫婦です。

『みちのくひとり旅』では、人気ギタリストSAKIさんが再登場。


譲二サンにとって“オヤジ”でもある北島三郎さんからの映像も流れ…
「50周年おめでとう。あっという間だな。伊達春樹として出会って、山本譲二になってから長い髪を短くしてジャンバー姿になって、お前が俺には最後の女と唄って、長い間皆さんに愛されるようになりました。これからも健康には十分に気をつけて、頑張ってまた良い歌を唄ってやってください。頑張れ、山本譲二!」
との言葉が贈られました。

改めまして、50周年…! おめでとうございます!!



■曲目一覧
花も嵐も
夢街道
旅の終りはお前
浪漫~ROMAN~

そして、神戸(前川清)
東京砂漠( 〃 )
恋唄綴り(堀内孝雄)

ひとりで泣くなよ
時は流れても
望郷しぐれ

仁川エアポート(with川中美幸)

北の旅人(ギター弾き語り)
今日でお別れ( 〃 )
恋しき孫よ( 〃 )

奥入瀬

HATTALLICAメドレー

人は旅人
ローリングストーンズ
言論の自由(with吉幾三)

酒よ(吉幾三)
You Were There( 〃 )

妻よ···ありがとう(新曲)
いつまでも···沖縄
揚子江
みちのくひとり旅
山本譲二物語


★取材後記
譲二サンがニコニコと会場中に手を振る姿を拝見し、自分まで笑顔になってしまったり、熱い歌声に聴き入ってしまったり。歌詞の単語一つでも景色が見えて、やっぱりいい声だなぁ…と心底。途中、トラブルもあったけど、自分的にはそれも漢・譲二サンらしくて好き。まぁ、個人的な感想ですけども(笑)。
何よりも、ずっと応援されておられる皆さんの拍手や声援がとてもあたたかくて、歌手仲間の皆さんも大勢いらしていて。シュッとされている佇まい、歌声の魅力も含め、50年も唄っていらっしゃるのってやはり偉大なる軌跡だなぁと。目撃できてとても幸せ。次回、譲二サンに取材できる日が今から楽しみ♪



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