12月号。氷川きよしさんのコンサートは、やはり凄かった!

歌の手帖12月号には、

9月4日と5日、

東京・LINE CUBE SHIBUYAにて開催された

氷川きよしさんの

「KIYOSHI HIKAWA+KIINA.

Concert Tour 2025 KIINA’S LAND」

の模様をカラー4ページで掲載しております。

本誌では素敵なコンサート写真を

できる限り大きくお届けしたかったので、

文章は最小限にしました。

それで、ここでは誌面で書けなかった

氷川さんのステージを観て、

改めて感じたことを書かせてください。

 

氷川さんのコンサートを観るのは、

2024年8月17日に東京ガーデンシアターで行なわれた、

1年8カ月ぶりの復活コンサート以来でした。

 

あの時はやはり、

1年8ヶ月以来のステージでしたから、

そのステージをこの目で観るまで、

氷川さんはもう演歌を唄ってくれないかもしれない…

という不安があったんです。

でも氷川さんは自分の

原点でもある演歌も

感謝と愛たっぷりの歌声で唄ってくれて、

とても安心しましたし、

それはすごく嬉しかったんです。

 

現代演歌のトップランナー

氷川きよしが帰ってきてくれた!と。

 

今回のステージでは、

その時より演歌に割く曲数も多く、

更に色濃く

今の氷川きよしの演歌を唄ってくれました。

 

以前より、もっと自由に、

もっと氷川きよしらしく、

氷川きよしの演歌を突き詰めるように、

自由自在に、

演歌への愛たっぷりに

演歌を放ってくれたんですよね。

 

あの氷川さんならではの独特なコブシも、

閉じられた箱から心地良く跳躍して、

会場を華麗に舞うように唸っていました。

これぞHIKAWA+KIINA.の

新たな演歌です!と言わんばかりに。

 

話題の『Party of Monsters』

から始まった後半からは、

ポップス系の作品を披露してくれましたが、

これが2段ロケットの加速のように凄かった。

 

スイッチが切り替わったように、

演歌歌手・氷川きよしから、

ポップスのボーカリストKIINA.としての歌唱が

素敵な銃撃のように降り注ぎました。

 

16ビートの速いテンポの歌も、

切れ味鋭いリズム感で、

難しいシンコペーションも

見事なまでの食い込み加減で。

音程はもちろん、ドンピシャ。

 

新曲『白睡蓮』みたいなバラードでは、

音圧ある歌声に想いを圧縮して、

大空へ放つように唄い上げてくれました。

 

演歌もポップスも

これだけ高次元な領域で

描いてくれるシンガーは、

世界広しといえども、

氷川きよしさんだけでしょう。

 

さて、そんな氷川きよしさんが

4年ぶりの全曲オリジナルアルバム

『KIINA.』を11月19日に発売してくれます。

▲初回限定盤

CD+DVD:COZP-2300~2301

▲通常盤

CD:COCP-42606

歌手活動再開第一弾のシングルとなった、

小室哲哉プロデュース『Party of Monsters」をはじめ、
作詞に松本隆、作曲にGLAYのTAKURO、

楽曲プロデュース、

編曲に亀田誠治といった豪華クリエイター陣が参加し、
既に話題を呼んでいる最新曲『白睡蓮」や、

氷川自身の心境を唄ったリード曲『BE THE LIGHT」や、

同じく氷川自身が作詞を手掛け、

木根尚登が作曲を担当した『暴れ海峡」など、

バラードからポップス、

ドラマティックなサウンドまで、

多彩な楽曲が収録予定となっているそう。

楽しみですね。

 

また小室哲哉と浅倉大介による

ユニット・PANDORAから、

浅倉大介がリミックスを手がけた

『Party of Monsters -PANDORA remix-』

が10月15日に配信されております。

氷川きよし
10月15日(水)デジタル配信
『Party of Monsters-PANDRA remix–』
作詩・作曲:小室哲哉 編曲:浅倉大介
COKM-46083

 

コンサートでの『Party of Monsters』の

氷川さんの振り付けと、

ファンの方々のペンライトの動きが

とても楽しかった。

まさにKIINA’ LANDの桃源郷的エンタテインメントでした。

 

来年1月31日から2月18日の

東京・明治座から始まり、

愛知・御園座、大阪・新歌舞伎座、

福岡・博多座と4大劇場で展開していく、

氷川きよしさんの座長公演も楽しみ。

詳細は本誌をご覧くださいね。

 

ああっ、

来年こそ氷川きよしさんを取材したいです。

氷川さん、何卒よろしくお願いします!

村田

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