昭和は、1926年12月25日に始まった元号。今年は、昭和100年。
30周年を迎えた岩本公水が3月2日、東京・浅草ビューホテルに「30周年ディナーショー」を開催した。
今年は、昭和100年。岩本は、今後も昭和の楽曲や世界観を唄い継ぐため今回の歌謡ショーの構成となった。
歌謡ショーの1部は、シルバーのドレスに黒のショールを身にまといシック。登場2部では、クジャク柄の華やかな着物姿で熱唱した。
■岩本公水コメント
「全国各地から時間をかけてお越しいただいた皆さん、30周年ディナーショーにお越しいただきありがとうございます。足を運んでもらうことは決して容易なことではないと思っています。だから、本当に嬉しいです。30周年の節目に唄えることにも感謝しています。私は、昭和50年6月生まれです。昭和100年の半分は共に歩んできたことになります。その中で、今日は何を唄おうかスタッフと共に考えました。その中でトリオ、三人組と言われていた方々が築き上げた時代、いい歌を切磋琢磨して作り上げた時代の楽曲で、日頃私があまり唄ってない楽曲を選んでみました。
地元秋田の高校を卒業後、上京し有線放送の電話オペレーターをしているときにスカウトされました。1995年5月24日キングレコードから『雪花火』でデビュー。その2年後NHK新人歌謡コンテストでグランプリを獲得し、第48回NHK紅白歌合戦に初出場を果たしました。が、10年の節目に体調を崩し声が出なくなって3年近く休養。その3年間は今までできなかった両親との時間、習い事、また自分を見つめなおすことができる大事な時間でした。また歌の世界に戻っておいでと声をかけてくれたキングレコードさん。そして、私の一瞬、一瞬を皆さまに見守っていただいていることが大変幸せです。不器用ではありますが、私の歌声を待ってくれている方の為に、これからも唄っていきたい」
また、当日の会場には岩本自身が作った陶芸で会場を彩っていた。
■曲目一覧 ※( )内なオリジナル歌手
愛の讃歌(エディット・ピアフ)
高校三年生(舟木一夫)
星のフラメンコ(西郷輝彦)
恋のメキシカンロック(橋幸夫)
せんせい(森昌子)
わたしの青い鳥(桜田淳子)
プレイバックPart2(山口百恵)
私鉄沿線(野口五郎)
お嫁サンバ(郷ひろみ)
ギャランドゥ(西城秀樹)
YOUNG MAN(Y.M.C.A.)(西城秀樹)
えんか坂
矢車の花
道の駅
しぐれ舟
春蝉
片時雨【セリフ入りギター演歌バージョン】
滝の恋歌
演歌はいいね
■コンサート情報
「岩本公水30周年記念コンサート」
4月29日(火)/会場:秋田県湯沢文化会館 大ホール
開場13:00/開演14:00
お申込み/湯沢文化会館 0183-72-2121
■新曲『瀧の恋歌』発売中
作詞/いとう彩 作曲/岡 千秋 編曲/南郷達也
キングレコード KICM-31150