9月19日、東京・マリーグラン赤坂にて「柳ジュン 高島レイラ 夢のジョイントLIVE」と銘打ったジョイントライブが開催。
▲高島レイラ(左)と柳ジュン
これは、MIYABIプロダクションに所属の2人が新曲を発売したのを記念して行ったもの。
青空キュートが司会を務め、こまどり・敏子&みどり、半田浩二、鶴田J(つるた・じぇい)、櫻井まりの4組が友情出演。
大勢のファンが詰めかける中、柳は「今日は一生懸命頑張ります。そして、いつも仲良くさせていただいている歌手の皆さんにも花を添えていただくことになっておりますので最後までよろしくお願いいたします」、高島は「今日という日が楽しく過ごせたらいいなと思っております。どうぞよろしくお願いいたします」と笑顔であいさつ。
▲柳ジュン。OL生活を経て、作曲家・大野鮒二氏に師事してプロ歌手としてデビュー。
最初に柳が「今回の新曲『ついほろり』は、シンガー・ソングライターの新田晃也さん(プロデュース&作詞・作曲)に書き下ろしていただきました。私は東北の宮城県出身でして、新田さんは隣の福島のご出身で、故郷を想い、母を想い、つい(故郷に)帰りたくなる、そんな気持ちを唄ったノスタルジーを感じさせる歌です」と紹介し、その最新シングル『ついほろり』を披露。
▲高島レイラ。作曲家・岡千秋氏の愛弟子で、ライブ活動やテレビドラマなどで活躍中。
続いて、高島が「私にはオリジナルが3曲あるのですが、全部、岡千秋先生に書いていただきました。今度の新曲『恋は夢の中』はタンゴ調の作品でして、リズミカルで覚えやすいので、ぜひ皆さんも覚えて歌ってみてください」と紹介し、その最新シングル『恋は夢の中』を唄ってライブがスタート。
その後は、特別ゲストコーナーで友情出演の歌手たちがステージに上がり、櫻井まりが『雨のめかくし』や最新曲『愛をありがとう』などを披露。
▲櫻井まり。芸名を名づけた故・松平直樹(和田弘とマヒナスターズのボーカル)と一緒に活動してきた。
こまどり・敏子&みどりは、双子デュオ、こまどり姉妹が1987年に発表したシングルをリメイクした『命輝け』(詞曲・長内敏子)や、こまどり姉妹の大ヒット曲『ソーラン渡り鳥』などを披露。
▲こまどり・敏子&みどり。こまどり姉妹の妹・長内敏子と歌手・石岡みどりによるデュオコンビ。
出演者の中で最年長の長内敏子は「今日は、柳ジュンさんと高島レイラさんの新曲発表、おめでとございます」と祝辞を述べた後、「私は87歳になりまして、あと3年たつと90歳でございます。実は、うちのお姉さん(長内栄子)が体を壊しまして、この春、危篤状態になって、病院の先生からはあと2,3日しか持たないと言われました。もう年だからしょうがないかなと思って諦めかけていたんですけれども、体力があったのか、命を持ち直しまして、いま病院に入院しております。その間にご縁があって、こうやって“みどり”さんと唄っています。お姉さんが治る間、みどりさんと一緒に皆さまにお目にかかれるのを楽しみに今日は唄わせていただきました」と話していた。
▲半田浩二。
デビュー38年目の半田浩二は、1988年のデビュー曲『済州エア・ポート』や最新シングル『サランへ わたしのいい人』などを披露。
▲鶴田J。昭和の映画スター・鶴田浩二の息子。
1969年に『逢いたかったよ』で歌手デビューし、俳優としても活躍してきた鶴田Jは、亡き父・鶴田浩二のヒット曲のカバーから『赤と黒のブルース』『名もない男のブルース』を披露。
後半は、高島が、昭和のヒット曲のカバーから『どうにもとまらない』『勝手にしやがれ』、新曲『恋は夢の中』のカップリング曲『愛がほしい』、長崎達也とデュエットで『本音…ホンネ』、柳が小柳ルミ子の『お久しぶりね』や新曲『ついほろり』のカップリング曲『恋の傷』などを熱唱。
▲長崎達也とデュエット。
出演者全員で全21曲を歌唱し、フィナーレは、坂本九の『明日があるさ』を全員で歌唱し、最後まで客席を楽しませていた。