北川裕二と琴けい子がジョイントライブ! 新曲や昭和の名曲熱唱

新曲『女つれづれ』が好調な北川裕二と、新曲『女龍馬 天を駆く』で活動中の琴けい子が11月20日、東京・浅草ビューホテルアネックス六区で「みんかよ音楽祭 昭和100年の歌声」と銘打ったジョイントライブを開いた。



2人で北島三郎の『まつり』を唄いながら登場し、琴は「今日は、北川さんとご一緒できるので、ドキドキしています」と笑顔であいさつすると、北川は「琴けい子さんとご一緒するのは久々ですが、琴さんがドキドキなら僕はワクワクしています」と笑わせ、オープニングから客席は大盛り上がり。

歌手・高木ちえ美が司会を務める中、北川は、師匠の作曲家・弦哲也氏が作曲&歌唱した『TOKYO23時(イレブン)ラブコール』や前作シングル『なみだぐせ』、琴は、師匠の作曲家・船村徹氏が美空ひばりに書き下ろした『みだれ髪』やオリジナル曲『男の花道』などを歌唱し、琴は日舞も披露。



その後、「昭和の名曲を歌い継ぐ」と題したコーナーで北川は、森進一の『襟裳岬』、安全地帯の『ワインレッドの心』、琴は、天津羽衣の『お吉物語』、花村菊江の『潮来花嫁さん』を熱唱。
後半の最新曲コーナーでは、北川が『女つれづれ』と同カップリング曲『人生、秋最中(あきさなか)』、琴が「『女龍馬 天を駆(ゆ)く」とカップリング曲『八戸哀歌』を歌唱。フィナーレは2人で橋幸夫&吉永小百合の『いつでも夢を』を歌い、全18曲のステージで最後まで満員のファンを楽しませた。


その中で北川は、新曲について「カップリング曲『人生、秋最中』は私のことでして、デビューして41年目に入りましたが、うちの師匠(弦哲也氏)が40年を過ぎて、新しい北川裕二を作ろうということで、大衆演歌からこのような等身大の歌を作っていただきました。私も年齢は70歳を過ぎ、人生も半分以上が過ぎていますが、季節感も秋後半で、それでもいまも自問自答している歌です。そんな等身大の歌ですが、皆さまも何か苦しいとき、つらいときがありましたらこの歌を唄って励ましていただきたいと思います」と説明。
そして、『女つれづれ』については「昔でいうA面曲は、五七五七七という歌詞でできた七五調の歌でして、短歌を歌うような感じで頭の3行を語ってください。途中からインテンポに入って、最後に盛り上げて歌っていただくとこの曲は完成度の高い歌になっております」と話していた。

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