東京国際フォーラムでの山内惠介くん

現在発売中の歌の手帖2月号には、

11月6日、東京国際フォーラムホールAで行われた、

山内惠介さんの

「デビュー25周年 五代都市コンサート」

ファイナル公演を掲載しております。

本誌では使わなかった写真を、ここではご紹介します。

 

いやぁ、このコンサート、率直に素晴らしかったですよ。

惠ちゃんのアタックの強い

煌びやかな高音域、

説得力ある中音域、

色気ある低音域を

自由自在に融合して、

全26曲を弛まなく描きながら、

5000人のお客さまを

緊張と緩和の連打で楽しませてくれました。

 

オーケストラアレンジで

『冬枯れのヴィオラ』と

『こころ万華鏡』を

組曲のように放ってくれましたが、

これが特に魅力的でした。

上の写真は

惠ちゃんの高校の先輩、

椎名林檎さんの手による『闇にご用心』

を唄っている時のもの。

都々逸と演歌をオルタナティブロックと

融合させた作品ですが、

この歌を和の節回しで、ロックの跳ね方で、

ちゃんと体現できるのは

山内惠介くんだけなんじゃないでしょうか?

そう思えるくらい、素晴らしい瞬間でした。

そんな充実した25周年なのに、

この東京国際フォーラムの日から8日後の11月14日、

NHK紅白歌合戦の出場者発表で、

彼の名前がなかったことに驚きました。

11年連続出場は叶いませんでした。

 

えっ、まさか?と思いました。

 

25周年記念曲『北の断崖』も

ヒットして、カラオケでも多く唄われ、

『闇にご用心』もYouTube再生回数

240万回突破。

コンサートも東京国際フォーラムの

ホールA(収容人数5000人)が満員。

NHKの朝ドラにも出演しました。

 

NHKさんが若い世代に紅白を視てほしくて、

若い世代に人気のアーティストを

多めに出場させる気持ちは分かります。

視聴率というものがある以上、

テレビ番組として、それは当然だと思います。

でも、紅白を一番楽しみにしているのは、

実際に視ているのは50代以上の世代でしょう。

その中でも大晦日は

日本の演歌歌謡曲を聴いてすごしたい、

と思っている方は少なくないはず。

その大人世代に冷たいように感じます。

 

NHK紅白は日本一の歌番組だと思うだけに、

歌を聴かせる番組であってほしい。

その根底部分と、

エンタメのバランスを大切にしてほしい、と。

 

2025年、充実した活動をした

山内惠介くんは、今年の紅白に必要な存在

だったと僕は改めて思います。

紅白発表の後、

2度ほど山内惠介さんのステージに

取材で伺いました。

落ち込んでないか?心配しましたが、

彼はもう前を向いて、

次へと向けて歩き出していました。

 

ファンの方々の励ましもあり、

もう2026年へ向けて、

彼は意欲を燃やしていました。

 

来年1月21日発売の歌の手帖3月号では、

12月22日に行われたクリスマス・ディナーショーの

模様を掲載しますが、

すっかり気持ちが強くなった

山内惠介くんをお届けいたします。

 

2026年、惠ちゃんのバージョンアップした

歌声が楽しみです。

 

そして2025年、素晴らしい活躍をした

山内惠介くんの魅惑的な勇姿を、

歌の手帖2月号でお楽しみください。

村田

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