椎名佐千子/デビュー25周年記念コンサート開催。全身全霊の熱唱、25曲!

今年デビュー25周年を迎えた椎名佐千子が11月2日、東京・なかのZERO小ホールにて〈25周年記念バースデーコンサート~共に歩み続けてくださった皆様へ~〉を開催した。

デビュー以来、共に歩んでくれたファンの方々への感謝、関係者・家族への想いも込めた構成。翌日(11月3日)に迎える44歳の誕生日の前夜祭でもあり、駆けつけた約300名のファンもお祝いムードに溢れ、全身全霊での全25曲大熱唱に大喝采を贈っていた。

この日は、第44回日本レコード大賞新人賞を受賞した2002年4月発売のデビュー曲『御意見無用の人生だ』の衣裳、鮮烈な印象だったハイカラさんスタイルでのMVをスクリーンに映し出す演出で幕開け。
『哀愁···日本海』『泣きむし海峡』『早春慕情』など初期のヒット曲をMVと共に披露、デビューからの歩みを振り返る演出でファンを楽しませた。

続いて、デビュー前は夢と現実の間で悩みも多かったと語り、当時カラオケコンテストでよく歌唱していたという忘れられない2曲『雪椿』(小林幸子)、『ひまわり』(門倉有希)を唄い上げた。

椎名のライフワークでもある長編歌謡浪曲のコーナーでは『浪花しぐれ~桂春団治』(京山幸枝若)を初披露。破天荒な芸で戦前の上方のスーパースターとなった伝説の桂春団治を、持ち前の迫力ある唸りを交えて熱唱し、会場をさらに盛上げた。

ゲストコーナーでは、髙橋真梨子ヘンリーバンドのサックス奏者、野々田万照(ののだまんてる)氏が登場。これまで椎名のコンサートではバンマスとしてサポートし、椎名の楽曲でも多数演奏参加している。

野々田氏の演奏で『はがゆい唇』(高橋真梨子)、オリジナル『漁火街道』『恋に焦がれて甲州街道』(野々田氏レコーディング参加曲)を歌唱。

後半のゲストには、日本三大太鼓の一つ「助六太鼓」の若きリーダー、今泉光(いまいずみひかり)氏が登場。

椎名自身10年来、今泉氏に指導を受けていることもあり、息のあった迫力ある太鼓の乱れ打ちに会場が一つになったあと、椎名自身が作詞を手掛け、地元旭市の七夕まつりの想い出を綴った最新作のカップリング『七夕まつり』を今泉氏の太鼓と共に歌唱。

ここで第3のゲストが登場。昨年の作品『よされ女節』のテーマとなった青森県黒石市。椎名は観光大使に任命され2年連続で『黒石よされ』に参加したご縁もあり、東京黒石会の皆様総勢14名がよされ踊りで参加、それにあわせ椎名も『よされ女節』を勢いよく歌唱し、会場の熱気は最高潮に。

終盤は、3名コラボ・歌とサックスと助六太鼓のみの演奏で『漁歌』(北島三郎)を新しい解釈で披露し、畳かけるようにノリの良いオリジナル曲『恋に焦がれて甲州街道』、最新曲『それからの港町』、そして『酔歌(ソーラン節入り)』(神野美伽)で、一気にフィナーレを迎えた。

アンコールでは、会場のファン・スタッフ全員から「ハッピーバースデー」の歌とバースデーケーキのプレゼント。「だんだん微妙な年齢になって···」と照れながらも、ステージ上から客席全員と記念撮影。

「25年の年月、いろんなことがありました。もう続けていけないかもと悩んだことも何度か···。でもそんな時、支えてくれるファンの皆さまのひと言だったり、その表情だったり、その一つひとつに救われて、何とか乗り越えられて今があります。これからはもっともっと、皆さまに喜んでいただけるように、椎名佐千子、大きく羽ばたいていきたい」と決意を語った。

最後の曲は初めて作詩を手掛けた『おなじ空の下』。「コロナ禍、あの経験でファンや関係者の皆さまのありがたさ、あなたが居て私がある、というメッセージに辿り着いた···」と自身の心の変化を語り、「あの日の想いを忘れないためにも、今日は皆さまと一緒に歌いたい」と『おなじ空の下』を噛みしめるように歌唱、会場全体も一つになって大合唱なり終演。
2時間を超える記憶に残るコンサートになった。



またこの日、椎名本人よりサプライズ発表された、自身初の“クラウドファンディング”25周年記念のメモリアルファンブック「You & Me」の制作プロジェクト。11月2日よりスタートし12月末までの募集。詳細は椎名佐千子公式SNSにて。

このコンサート会場ロビーには70本を超える椎名佐千子の“のぼり旗”が所狭しと並んでいた。これは、椎名佐千子25周年“のぼり応援サポーター”と銘打った企画で、賛同いただいたファン一人ひとりの名前が印刷されている。ロビーに1歩入った瞬間から、25周年バースデーコンサートを盛り上げよう!と、当日会場にいる方はもちろん、会場に来られなかったファンからのあたたかい応援も感じられる空間となっていた。

■曲目一覧
御意見無用の人生だ
哀愁…日本海
泣きむし海峡
早春慕情
女の華祭り
いごっそ海流
雪椿(小林幸子)
ひまわり(門倉有希)
浪花しぐれ「桂春団治」(京山幸枝若)
Sunflower SAX演奏【野々田万照】
はがゆい唇【with SAX】
漁火街道
助六太鼓【今泉光&椎名佐千子】
七夕まつり【with 今泉光】
黒石よされ踊り【with 東京黒石会】
よされ女節【with 東京黒石会】
ドダレバチ(津軽甚句)【東京黒石会】
北酒場(細川たかし)
ギンギラギンにさりげなく(近藤真彦)
助六太鼓 太鼓演奏【今泉光】
漁歌(北島三郎)【with SAX、助六太鼓】
恋に焦がれて甲州街道
それからの港町
酔歌・ソーラン節入り(神野美伽)
~HAPPY BIRTHDAY♪&ケーキ~
おなじ空の下



■新曲『それからの港町』
作詞/水木れいじ 作曲/岡 千秋 編曲/南郷達也
3月4日発売
キングレコード
¥1,700(税込み)

【A Type】KICM-31189

C/W『愛の枯葉』
作詞/水木れいじ 作曲/岡 千秋 編曲/南郷達也


【B Type】KICM-31190

C/W『七夕まつり』
作詞/山本夏伊、椎名佐千子 作曲/山本夏伊 編曲/矢田部 正

配信



■椎名佐千子プロフィール

1982(昭和57)年11月3日生まれ
千葉県旭市出身
歌手志望だった祖母の影響で小学生の頃からカラオケ大会に出場
「千葉テレビカラオケ大賞グランドチャンピオン大会」など数々の大会で優勝。 初めてステージで唄ったのは小林幸子の『雪椿』
中学2年の時に「全国歌の甲子園 決勝大会」で優勝した際、審査委員長を務めていた作曲家・鈴木淳氏にスカウトされ、千葉県旭市の自宅から東京・六本木の事務所まで往復4時間のレッスン通いを続けた

2002年4月24日、19歳の時にキングレコードより『御意見無用の人生だ』で歌手デビュー。当時は袴にブーツという「ハイカラさん」スタイルで唄っていた
同年、第44回日本レコード大賞新人賞を受賞
2013年千葉県旭市観光大使第1号に任命
2024年青森県黒石市の観光大使に任命
2026年デビュー25周年を迎えた

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