2024年10月4日
世間では「無観客」イベントが増えているようです。
スポーツはまぁそれでも何とかなるんでしょう。選手はもの足らんでしょうが、勝敗や記録には意味があるんでしょうから。
アーティストはと云うと、テレビやラジオに出られるような人はまだいいですが、ステージは無観客だとそもそもライブにならんですよね…。そこでふと思ったんですが、こういう時は路上がいいんじゃないか、と。
路上パフォーマンス、外国ではバスキングっていうらしいです。これなら「風通しがいい」し、お客さん同士「1メートル以上離れる」のもさほど難しくない。もともと無料や投げ銭前提だから、接触も極力少なくできます。
ストリート・パフォーマーというのは絵柄的にカッコよくて、私なんか子供の頃から憧れでした。お金のためじゃなく「生活が音楽だ」ってな感じが。
今日のネットニュースで見た見出し。無観客だと、お笑いコンテストで審査員が苦労しているらしい。ウケてるかダメか、わかんないですもんね。いつも思うけど、お笑いって大変だなあ。お客の笑い声がないと、まったく間が持たないもんね。
歌や音楽も、審査なら無観客の意味、見いだせなくもないですね。広い場所なら。
(髙村)
歌の手帖 2020年4月号 | 歌の手帖,2020 | 歌の手帖社 utate online