2024年10月11日
キングレコードさんごめんなさい。また御社の商品を買っちゃいました。ジョージ・ベンソンとジョー・ファレルの共演、その名も『ベンソン&ファレル』。1976年の名盤です。
ベンソンが好きでCTIが好きで、学生時代の『バッド・ベンソン』を皮切りに、もう何枚買ったでしょう。それとも『ボディ・トーク』が先だったかな。
この『ベンソン&ファレル』ではジョー・ファレル先生は大半をテナーでなくフルートで演奏してらっしゃる。フルートのジャズやフュージョンが好きでしてね。4ビートのストレート・アヘッドやコンテンポラリーはやっぱりテナーやアルトがいいけど、8や16ビートのフュージョンだとフルートがいいんですよねぇ。
アレンジはデイヴィッド・マシューズさんで、この人の影響を受けたのが大野雄二先生で、そのまた影響を受けたのが伊戸のりお先生で…分数コードの平行移動の上でフルートがふぃやらららら~って…なんて話をしたいですなぁ谷さん田中さん。
2曲目『ビヨンド・ジ・オゾン』が特に大野先生っぽい(ルパンっぽい)ですぞ。
影響を受けた、と言うより同じ時代に同じ方向を志していらした、という言い方の方が正しいかもしれませんね。
(高村)