1月号の水森かおりさん、石原詢子さん、杜このみさん

毎年10月から11月はコンサートやライブやイベントが

とても多くなる季節。

そこで今回は、

現在発売されている歌の手帖1月号で、

自分が取材へ行った女性歌手の記事の中から、

本誌で掲載できなかったお話しをさせてください。

まずは10月19日、

今年ヒットした新曲『大阪恋しずく』の舞台となっている

大阪市中央区を訪れた水森かおりさんの記事から。

 

上の大阪城をバックに「サムズアップ」している写真は、

「いいね」をしているポーズでも、

「グー!」としているポーズでもなく、

『大阪恋しずく』を水森さんが唄う時の

「愛してくれますか」の時のポーズです。

ご存知ですよね?

当日、水森さんは

難波宮跡で行われた「中央区民まつり」に参加して、

新曲『大阪恋しずく』はもちろん、

僕が大好きな『夢洲ブルース』を唄ってくれました。

 

現地の大阪で唄う、

大阪が舞台のこの2曲がとても素晴らしかった。

気がつくとステージの周囲に、

お子さまからお年寄りの方々まで、

たくさんのお客さまが集まっていました。

 

実はカメラを撮る場所がステージ前で、

後方のお客さま側にカメラを向けることが

とても難しかったので、

分かりにくい写真ですが、

「あっ、水森さんだ!」と野外フェスのように、

何百人もの方々がステージ前に集まっていたんです。

この写真の右側はもっと人がいっぱいでした。

さすが水森かおりさん!と思いました。

 

今年もNHK紅白出場が決定。楽しみですね。

次は10月21日、

東京・浅草ビューホテルで行われた、

石原詢子さんの

「もうひとつのバースデー・ディナーショー」から。

 

これは彼女のデビュー記念日に

毎年行われるディナーショーです。

今年で37回目のデビュー記念日でした。

お父さまが揖水流家元で、

幼い頃から詩吟を学んでいた詢子さん。

今は自身が揖水流詢風会の家元であり、

吟号が石原美風さん。

そんな彼女が今回、詩吟コーナーを設け、

素敵に詩吟で魅せてくれました。

 

こういう日本文化を、伝統芸能を継承する姿勢って、

素晴らしいことだな、と改めて感じます。

それってなかなか難しく、

大変な努力が必要なことですからね。

 

そう言えば遠い昔、

うちの母も詩吟を習っていたことが

あったなぁ、と思い出したりしました。

一転、ドレス姿が美しい。

新曲『恋雨~KOISAME~』は、

彼女の大好きな名曲『愛はかげろう』を手掛けた

元・雅夢の三浦和人氏が作曲した作品。

作詞は詢子さん自身。

哀しく降り注ぐ雨のように、切なさに濡れるバラードです。

彼女はいつまでも

こういう可愛いドレスが似合いますね。

詢子さんに取材する時、

「またコンサートなどで、かわいいドレスを着てくださいね」

とリクエストしますが、

彼女は難しい顔をして「う~ん…もうそろそろ厳しいかな」

と言われるんです。

いえいえ、そんなことないです。

あの松田聖子さんだって、

いつまでもそういうドレスが似合うように、

石原詢子さんも可愛さを貫き続けてほしい。

なんならミニだっていけそうです。

最後は10月11日、

東京・草月ホールで

13年目にして10周年コンサートを

開催した杜このみさん。

(その理由は本誌をご覧ください)

 

杜さんは今年、3ヶ月で10㎏の減量に成功。

彼女は出産後、

体重が増えたことを気にしていたようで

(出産したら仕方ないことです)、

このコンサートのこともあり、

厳しいダイエットをしたそうです。

話題になった「千鳥の鬼レンチャン」で

唄った『少女A』も披露してくれました。

二児のママには思えない美しいスタイルです。

このスタイルを見ると、

彼女のプロ意識の高さを痛感します。

新曲『赤い満月(つき)』の熱唱も素晴らしかったですよ。

 

今の演歌歌謡界は

男性歌手が大人気ですが、

女性歌手の方々にも頑張ってほしいです。

 

というワケで、

歌の手帖1月号をよろしくお願いいたします。

 

村田

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