竹島宏さんと尾崎社長

歌の手帖9月号には、

6月28日に行われた竹島宏さんのライブ

「竹島宏 ムード歌謡の世界へ2024」

の模様を掲載しております。

ムード歌謡だけを唄うライブでした。

 

元々、甘い歌声で、

ムード歌謡との相性は抜群の

竹島さんでしたが、

お酒に例えると

以前はモスコミュールとか、

テキーラサンライズみたいな

甘いカクテルのような

歌声だったように思います。

でも最近は彼の甘い歌声も熟成して、

マティーニとか、

もっと言えば、ワインとかの味わいに近い

大人の甘さになったように感じます。

さて、竹島宏さんの所属する事務所、

オフィスKの尾崎社長が

8月1日に永眠された、と

お聞きしました。

 

竹島さんのコンサートで、

時折、尾崎社長と

お話させていただいたんですが、

印象に残っていることがあります。

 

尾崎社長は

「コンサートで空席があっても、

無理矢理、体裁を整えるために、

席を埋めるようなことはしたくないんです。

チケットを配ったりとかね。

それだと、正規の金額でチケットを買って、

来てくださるお客さまに失礼ですし、

私は竹島の歌を聴きたい!と

思って来てくださるお客さまを

大切にしたいの。

そういう方々に竹島の歌を

聴いていただきたくて

コンサートを開催しているんですから」

とおっしゃってました。

 

尾崎社長は所属する歌手を

とても大切にしてくださる、

ということは竹島さんなどから

聞いていましたが、

お客さまに対しても、

とても誠実な方だったと思います。

そして仕事に対して情熱的な方でした。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

8月21日に発売する

歌の手帖10月号の表紙巻頭は

竹島宏さんです。

 

歌の手帖10月号を尾崎社長にも

見ていただきたかったです。

村田

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