人気のカラオケ番組
「THEカラオケ☆バトル」
にて、
『未来予想図Ⅱ』を唄い
99.248点という
天文学的な高得点を叩きだし、
初出場で優勝に輝いた
門松みゆきさん。
歌の手帖9月号では、
そんな門松さんの快挙をお祝いして
カラオケボックスでの
グラビアを掲載しております。
(カラオケボックスでのグラビア?
ってなんやねん、
という方は本誌をご覧ください)
歌手の方から
よく聞く話ですが、
プロ歌手の方が
カラオケ採点機能を使って、
自分の歌を唄うと、
ほとんどの方が
なぜか
低い点数になるそうです。
カラオケ7不思議の1つです。
(他の6不思議は知りませんが…笑)
だって、たぶん
カラオケ採点機能って、
プロ歌手の方が唄った
メロディーを採譜して、
そのメロが
採点基準になると思うんですよ。
なのに、
その採点基準となった
オリジナル曲を唄ったプロ歌手が、
その歌で採点機能に挑戦すると、
なぜか点数が低いことが多いと…。
なんでなん?
やはり機械が審査することですから、
そこに何かの
規則的で規律的な
デジタル要素があるんでしょうね。
AIになったとは言え、
十進法みたいなもんが
採点するならではのことが。
この門松さんの取材でも
彼女がおっしゃってましたが、
カラオケ採点機能を使って
唄う場合は、
カラオケ採点機能用の
歌唱をしないとダメらしいです。
だから彼女、
番組収録前、
毎日カラオケボックスに行き、
普段の歌唱法とは異なる、
採点機能用の唄い方を
身につけるため、
1日、同じ曲を数百回も
唄ったとか…(汗)。
その熱闘甲子園ばりの
努力の甲斐あっての
99.248点なわけです(パチパチ!)。
もうすぐ甲子園やね。
ちなみに、
詳しくは本誌をご覧いただきたいですが、
門松さんの新曲『花の命』を
この取材の時に、
採点機能で唄っていただきましたが、
95.403点。
当たり前ですが、
すっごくうまかったですし、
俺なんかからすると
おっとろしいほど高得点ではありますが、
この時に彼女が他の歌を唄って
ほとんどが98点以上でしたから、
あんなに完璧なのに95点?と
正直思いました。
ホンマ、不思議やね。
まぁ、彼女も
「新曲はカラオケ採点を意識せず、
普段通りに唄いますね」
と言ってましたからね。
自分の歌を唄う時は
ぜったいそれが正しいと思います。
採点する歌も
競技としてあっても良いですが、
採点されて競い合う歌と、
聴く人の心に感動を響かせる歌は
全然違うものですから。
でも採点機能って
一般的なアマチュアには、
めっちゃ楽しいものやけどね(笑)。
村田
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