わさみんが見えてきた!?

歌の手帖4月号の

TLSで

ご登場いただいた

岩佐美咲さん。

誌面がアップだったので、

ここでは全身をご紹介。

素敵な着物です。

彼女の

新曲『恋の終わり三軒茶屋』

が好評で、

オリコン演歌チャート

初登場1位になってましたね。

岩佐さんは

一般的な

演歌の若手歌手の方々とは

異なる出発点から、

異なる経路をたどり、

異なる方法で

演歌を唄っています。

そこが面白いな、と

いつも思うんですよ。

良い意味で、

演歌の固定観念に

縛られてなくて。

作家の先生も、

演歌の先生では

ないですしね。

だから、彼女なりの演歌が

どういう進化をたどるのか?

新曲ごとに楽しみ

だったりします。

ただ、それは、

通常の

演歌ファンの

考え方や価値観からすると、

分かりにくいもの

ではあるんですよね。

でも、

この

『恋の終わり三軒茶屋』を

聴いた時、

岩佐美咲さんなりの

演歌が

見えてきたように

感じました。

いや、もともと

岩佐さんなりの演歌

はこれまでも

あったんですけど、

彼女のファンの方々だけでなく、

一般の

演歌・歌謡曲好きの方々にも

接点が交わりそうな方向性の

彼女なりの演歌を

この歌で感じられた

と言いますか。

岩佐さんの歌唱から、

余分なものを削り、

よりシンプルに

自分らしさを出そうとする

意志を感じます。

話は変わりますが、

さんちゃ(三軒茶屋)

という街の設定が良いですよね。

意外性あるけど、

歌の舞台として

ジョークにはなってない

リアルな街で。

例えば、

浅草や銀座や新宿や渋谷では

演歌としては定番ですし。

目黒区や港区や

千代田区や品川区だと

彼女っぽくないですしね。

だからと言って

東京の郊外や、

千葉とか埼玉だと、

ヒット中の映画

「翔んで埼玉」みたいな

感じになっても

困りますし(笑)。

東京郊外に住んでいる

自分としては、

吉祥寺率いる武蔵野市とか

歌の舞台として良いと

思うんですけど…

意外に少ないんですよね。

話は脱線しまくりですが、

世田谷区(三軒茶屋がある区)

という選択が

歌のドラマとして絶妙。

三軒茶屋という街のポジションが、

彼女の歌声と合ったのかな?

その方向で、

わさみんには

これからも

素晴らしき進化を

見せてほしいです。

村田

歌の手帖 2019年4月号 | 歌の手帖,2019 | 歌の手帖社 utate online

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