今年最後のUTギターズ

 22日夜、中西りえちゃんと樋口義高先生のイベントに、お二人の伴奏者兼樋口先生のローディとして参加してきました。

光栄であります。

 最近の樋口先生の愛器をご紹介。これはギブソン・レス・ポール・カスタムです。

 レスポール・カスタムは1954年に世に出たレスポール・シリーズの最高級機種です。50年代当時の普及機種「サンバースト」が、多くのロック・スターに愛用されたため価格高騰してしまった現在では、市場価格と人気ではバーストに一歩譲る地位になってしまいましたが、今でも多くのプレイヤーに愛用されている銘品です。

 樋口先生のこの愛器は、、近年のカスタム・ショップ製。最初に製品化された当時の仕様を再現したもので、日本で買うと100万円とまではいかずとも、三桁に迫る高額商品です。

 このグランド・ピアノのような黒い仕上げは、タキシードに合うようにという設計思想によるものだったそうです。アメリカでは「ブラック・ビューティー」という愛称で人気を博しました。

 年代は違いますが、鮎川誠さんの愛用でロック・ファンには有名です。が、演歌や昭和歌謡の世界でこいつを愛用しているのは樋口先生だけかもしれません。

(高村)

 

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