坂本冬美さん、水森かおりさん、山内惠介さん

歌の手帖4月号には

年間ベスト歌手ランキング2024

の結果発表が掲載されています。

本誌の年間ベスト歌手は、

本誌に付いている

料金受取人払いの綴じ込みハガキに

「好きな歌手は?」の欄があり、

そこに読者の皆さまが、

お好きな歌手を記入して、

ポストに投函。

そのはがきの読者投票を

毎月カウントして、

その1年間の純粋な累計で決定する、

という人気歌手ランキングです。

そこに忖度はないです。

読者投票の数だけで決まる賞です。

そして第26回となる

年間ベスト歌手ランキング2024、

男性部門1位は山内惠介さんでした。

山内惠介さんは3年連続です。

ここでは惠ちゃんの手と

盾だけ見せますね(笑)。

全体は歌の手帖4月号をご覧ください。

はがき投票だけで決まる賞なので、

盾もはがきをデザインしたものです。

そして

女性部門1位は水森かおりさんです。

水森かおりさんは15年連続ですね。

みもりんも手と盾だけ(笑)。

全体は歌の手帖4月号を。

お2人とも、おめでとうございました!

この盾を僕が渡しに行ったんですけど、

惠ちゃんも、みもりんも、

すご~く喜んでくださいました。

うれしいですね。

男性と女性の2位から10位は、

本誌をご覧いただければと思いますが、

今年はけっこう順位の変動がありました。

若い力が確実に票を伸ばしております。

さて、話は変わって、

坂本冬美さんの

4ページグラビアを

歌の手帖4月号にて掲載しています。

冬美さんの新曲が『ほろ酔い満月』

ですから、

小道具で満月型のルームランプを

持っていきました。

これですね。

ただ、本誌のグラビアでは、

この満月を持っている写真は

あまり大きくしてないんです。

実はこのルームランプの光が

あまり綺麗に出なかったので…。

撮影用のストロボを使うと、

ルームランプの光が負けて、

綺麗に満月っぽい色が出ないんですよね。

で、せっかくですから

この満月型ルームランプに

冬美さんにサインを書いていただいたので、

それを読者プレゼントさせていただきます。

詳しくは、本誌をご覧くださいね。

本当はこんな感じで光ります。

綺麗でしょ?

さて、実はここからが本題。

坂本冬美さんの『ほろ酔い満月』、

水森かおりさんの『三陸挽歌』、

山内惠介さんの『紅の蝶』、

この3曲は個人的にかなり好きな歌。

2024年に入って、

いきなりこんな素晴らしい3曲に

出会えたことで、

今年は演歌・歌謡界の当たり年か?

とワクワクしています。

まず坂本冬美さんの『ほろ酔い満月』

最近、シティポップをはじめ、

80年代の音楽が人気ですが、

数ある80年代風歌謡の中でも、

この歌は抜きんでているように思います。

さすが冬美さん!という感じ。

歌はサビが命ですけど、

この歌のサビが

とにかく素晴らしい。

あの言葉を、

そのメロディーに組み込むのは、

とても歌謡曲らしい遊び心。

やり過ぎてもないですし、

凡庸でもないですし

そのギリギリに攻めた

センスが良いなぁ、と感じます。

筒美京平先生のストリングスを

彷彿とさせるアレンジも好きです。

次は水森かおりさんの『三陸挽歌』。

いきなりのチョッパーベースから、

尺八、エレキ、ホルンという

イントロから引きずりこまれます。

みもりんの歌では初めてと言える、

ハードな仕上がり。

誤解を恐れず言うと

令和の『石狩挽歌』的なんですけど、

もちろん『石狩挽歌』とは全然違いますよ。

どこかゴツゴツした感触の、

クールな灼熱感に、

共通点があるように思いました。

また、みもりんのボーカルも冴えてます。

これもサビが印象的な歌なんですよね。

なお水森かおりさんは6月号(4月19日発売)

の表紙巻頭予定です。

そして前回も書かせていただいた

山内惠介さんの『紅の蝶』。

和(民謡風)のメロディーに、

ジャズ、ロック、クラシック、ラテン

などの要素を取り入れた

新時代のミクスチャー演歌。

『こころ万華鏡』も良かったけど、

同じ路線でありながら、

確実に前作と視点のツボを変えた意欲作。

個人的に特に好きなのは、

最後の和っぽい「ほれ」を、

ラテン音楽の「オーレ」に近い音感

にしたところ。

その後の民謡的なコーラス(お囃子?)を、

クラシックとロックで

練り上げたようなアレンジに、

ワクワクと高揚しまくりです。

さすが村松崇継先生。

惠ちゃんの、

高鳴る心を抑えて

ちょっとクールに唄っている感じも

すごーくグッドです。

これまたサビが魅力的な歌。

やっぱり歌謡曲はサビが大切です。

シンガーソングライターの方は、

まずタイトル(主題)を決めて、

サビからメロディーを作って、

そのほかの部分を仕上げていく、

くらいの作り方をしている人も

いらっしゃいますからね。

というワケで、

長くなりましたが、

この3曲、ぜひ聴いてくださいね。

村田

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