竹島宏さんの『デイ・ドリーム・ビリーバー』

前回のこのブログで、

現在発売している

歌の手帖3月号の

ほぼラストの頃の取材だった

12月22日に行われた

山内惠介さんの

クリスマスディナーショーを

ご紹介しました。

そして今回は3月号の、

ほぼ最初の取材だった、

12月4日に行われた

竹島宏さんの

スペシャルコンサート

「Christmas Dream」

のことをご紹介いたします。

このコンサートが行われたのが、

銀座の博品館劇場。

12月4日という日程ながら、

銀座はすでにクリスマスムード

いっぱいでしたね。

銀座という街とクリスマスは

格別な組み合わせです。

クリスマスムードが高まる12月って、

なんかウキウキして良いですよね。

でもこの仕事をしていると、

12月は鬼の年末進行があって、

締めきりに追われて

ドキドキもしますけど(笑)。

そしてこのコンサートも、

室内管弦楽団のバラダンさんの

演奏ということも含めて、

クリスマス特有の

ワクワクするような華やかな音で

溢れていました。

竹島さんの甘く品のあるボーカルは、

クリスマスにとても似合っています。

このステージは

自分で撮影したのですが、

なぜかこの日は、

竹島さんとファインダー越しに

目線がよく合って、

目線写真がいっぱい撮れたのが

ラッキーでした(笑)。

本誌でも一番良い目線写真を

大きく使わせてもらいましたよ。

本誌でも書きましたが、

竹島宏さんはこの日、

僕が大好きな忌野清志郎さんの

(正しくはザ・タイマーズですが)

『デイ・ドリーム・ビリーバー』

を唄ってくれたのですが、

この歌の歌詞に込められた

清志郎さんの想いを、

ちゃんと竹島さんが話をしてから

唄ってくださいました。

いつも思うんですけど、

竹島さんは、

しっかり歌の内容を理解して

唄ってくださるんですよね。

『デイ・ドリーム・ビリーバー』って

普通に聴くと楽しい歌に聴こえますが、

実はハッピーなだけの歌じゃなくて、

清志郎さんの切ない想い出が

重なっている歌なんです。

詳しくは本誌を読んでいただき

たいのですが、

そういうことをちゃんと理解して、

切なさを滲ませるように

『デイ・ドリーム・ビリーバー』

を竹島さんが唄ってくださったのが、

とても感動的でした。

そういう意味でも、

竹島宏さんの歌は成熟したなぁ、

と改めて感じました。

ぜひ同コンサートを

カラー2ページで掲載した

歌の手帖3月号を

読んでいただければと思います。

それにしてもクリスマスと

竹島さんのシャンパンのような歌声は

とても似合ってましたね。

素敵なクリスマスプレゼントでした。

村田

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