本日・11月29日、東京・なかのZERO大ホールにて「2024木村徹二 LIVEⅡ 時代をつくる男、テツジ自信有り!」が開催。
昨年9月に同会場の小ホールでファーストライブを行ない、大好評を得た“アイアン”くん。ソロデビュー丸2年、3年目で、早くも大ホールでのソロコンサート。
本番前の囲み取材にて。
久しぶりの『二代目』ポーズ。
ちなみに、「なにかおもしろいポーズがあれば」という、ふんわりとした無茶ぶりなリクエストにも…
慌てずに、このポーズ。
本番前の囲み取材には、実兄で作詞・作曲家の木村竜蔵氏も参加。
リハーサル取材でも披露したピアノ弾き語り(『時代おくれ』/1コーラス)を聴いていかがでしたか?の質問には
演歌・歌謡界に新しい風を呼ぶ新進気鋭らしい佇まいで「完璧です」ときっぱり。
そして、本番は三味線奏者が奏でる粋な音色での『みだれ咲き』で幕開け。声援と拍手で早くも大盛り上がりとなる中、父・鳥羽一郎さん、叔父・山川豊さんのエピソードとともに、初披露の『夜桜』など2人のカバー曲を歌唱。節回しや声の色など、やはり父や叔父の匂いを感じさせつつ、イキのいい歌声を響かせた。『カサブランカ・グッバイ』の爽やかな色気は、徹二さん独特の世界観。
途中、竜蔵氏が登場すると、仲の良さがあふれるトークから「今日は、兄の誕生日です!」。ハッピーバースデー♪に乗り、ケーキが登場。「自分のソロコンサートみたい」と笑顔でローソクを吹き消す真似(火気厳禁のため)も。
自身で選曲したという、1980年代の女性アイドルソングカバーは『DESIRE―情熱―』『SWEET MEMORIES』『セーラー服と機関銃』。この3曲それぞれに、声の色や当て方を変え歌唱。新たな一面を魅せた。
『DESIRE―情熱―』をカバーする場合、多くの場合はあの振り付けをするが、徹二さんは一切なし。“漢”のDESIREという感じで、とても新鮮。
「この青いジャケット、今日初めて着ました。貸衣装なので、すぐに返さなければなりません」
飄々としたやわらかなトークも魅力。
発売中のアルバム『ザ・カバーⅡ~海とか山とか旅とか酒とか~』収録曲から『北の旅人』『津軽恋女』など。
終盤の『みだれ咲き』は撮影(動画も)OK。客席にスマホの灯りがたくさん。
アンコール『二代目』で幕を閉じた。
アンコールの白い衣裳は、日本レコード大賞新人賞を受賞したときのもの。
予定を30分オーバーの盛り上がり。素敵な生演奏での2時間半、さまざまな色の歌がまさにみだれ咲いた全25曲(竜蔵氏のソロ含む)。
■曲目一覧
みだれ咲き(新曲)
つむじ風
最後の酒
兄弟船
アメリカ橋
鯱
夜桜
北斗星
カサブランカ・グッバイ
花が笑う(竜徹日記として)
誰かのヒーロー(木村竜蔵)
時代おくれ
DESIRE―情熱―
SWEET MEMORIES
セーラー服と機関銃
北の旅人
北酒場
みちのくひとり旅
津軽恋女
山河
夢の花道
男の拳
みだれ咲き
アンコール
ハマナスの眠り唄
二代目