秋元順子/バースデイコンサート開催、23曲を熱唱。円熟の歌声とユーモアで魅了


秋元順子が6月20日、東京・ティアラこうとう大ホールにて恒例のバースデイコンサートを開催。今年のバースデーコンサートは構成・演出を本人が手がけ、円熟味を増した歌声と軽妙なトークで満員の観客を魅了した。

バンドによる情熱的な『リベルタンゴ』の曲で秋元が登場し、『君ほほえめば』『雨のブルース』『Pretend』などをしっとりと唄い上げた、幕開け。
昨年12月発売のアルバム『ハンサム・レディ~カバーコレクション~』に収録した『君は薔薇より美しい』『カサブランカ・ダンディ』などの名曲も披露し、観客を昭和のムードへと誘った。
『会津磐梯山~リンゴ追分』はメドレー形式。民謡特有の力強さと情感豊かな表現が融合し、前半は洋楽、昭和歌謡、民謡などジャンルを超えた選曲で会場を圧倒する迫力のステージとなった。


後半は青いドレスに着替えて登場。まるでファッションショーのように舞台を練り歩きながら『マディソン郡の恋』『雨の旅人』などを披露し、代表曲『愛のままで…』は特別なジャズアレンジで歌唱。

本編のラストは、最新曲『北の防人』『心の鷗』で締めくくり、観客から大きな拍手が送られた。アンコールでは『ラ・クンパルシータ』『素敵なあなた』と続き、「たくさんの方に誕生日を祝っていただいて、本当に感謝でございます」と伝え、最後の曲『なぎさ橋から』を披露した。

全23曲、約2時間半にわたるステージは、78歳を迎えるとは思えないエネルギーと気品に満ち、いつまでも変わらない歌声で会場を一つにする力強いステージを披露し幕を閉じた。

また、新曲のミュージックビデオが同日YouTubeにて公開。

秋元は、2005年に58歳でメジャーデビューを果たし、その3年後、女性歌手としては最年長でNHK紅白歌合戦に初出場している。



■曲目一覧
リベルタンゴ
君ほほえめば
雨のブルース
シェルブールの雨傘
Pretend
思い出のサンフランシスコ
アカプルコの月
君は薔薇より美しい
カサブランカ・ダンディ
After You’ve Gone
会津磐梯山~リンゴ追分
鈴径の道
マディソン郡の恋
雨の旅人
愛のままで…
Rediant Waves
マンハッタン メリークリスマス
ひとりごと
北の防人
心の鷗

アンコール
ラ・クンパルシータ
素敵なあなた
なぎさ橋から

新曲『心の鷗』『北の防人』

キングレコード KICM-31174

『心の鷗』
作詞/大津あきら 作曲/浜圭介 編曲/杉山ユカリ

『北の防人(さきもり)』
作詞/紙中礼子 作曲/浜圭介 編曲/杉山ユカリ


配信

■『心の鷗』



■『北の防人』


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