10月号のピンナップは望月琉叶さん

歌の手帖10月号のピンナップは、

本誌連載「よちよちるかち」も

好評な望月琉叶さんです。

もう連載して5年です。

ピンナップで掲載した

直筆メッセージを持っていただきました。

 

小室哲哉さんによる新曲『わがまま』から、

「わがままに歌って…生きたい」と書かれたのは、

「我れのままに」という意味ですね。

デカルトの「我想うゆえに、我あり」

みたいな感じです。

 

簡単に云えば、

自分らしさにこだわって唄ってこそ自分の歌、

という意味なんだと思います。

しかし、取材で逢うたびに思いますが、

〈るかち〉こと望月琉叶さんは、

お人形さんみたいに顔も小さくて、

心配になるくらい細いです。

 

聞くところによると、

アレルギー反応が出る食べものが多くて、

あまり食べられないらしいです。

小麦、乳製品をはじめ、

柑橘類、野菜も一部アレルギー反応が

出るらしい。

 

だから、忙しくて栄養が摂れない時は点滴をするとか。

 

かわいそうだなぁ、と思っちゃいますが、

本人はいたって元気で、

アレルギーのことも、

周りが思うほど気にしてないとか。

まぁ、だから苦も無く

グルテンフリーのダイエットを

しているようなもので、

可愛いさを自然と維持しているのでしょう。

身体は細いけど、お顔は張りがあって健康的ですしね。

なお、小室哲哉さんとは

一つ共通点があるらしい。

「小室さん、建築物に興味があるらしく、

変わった建物とかあると、じっと見て、

写真を撮ったりしているんです。

私もそうなんです。建築物が大好きなんです。

子供の頃の夢は大工さんになることでした。

将来は自分で設計した家を作るのが夢です」

新曲『わがまま』は、

本当に小室哲哉さんらしいメロディーです。

Aメロの音の置き方とか、

B♭mで始まりながら、

サビでGmになって、

低い音からサビへと流れる感じは、

本当に小室さんらしいな、と。

B♭mから始まると、

演歌だとサビは同じB♭mか、

もしくはD♭メジャー

あたりが定番ですからね。

 

そのように演歌はわりとトニックコードで

展開するパターンが多いだけに、

演歌でこのパターンは新鮮。

ぜひ年配の方、演歌ファンにも挑戦してほしい歌です。

歌への見識の幅が広がりますよ。

 

サビで3連のピアノが強調されるところが、

個人的に好きで、

そこに小室流演歌を感じたりもします。

 

村田

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