40周年を迎えた坂本冬美が9月14日、大阪フェスティバルホールにて「40周年記念リサイタル 坂本冬美SPECIAL ~今日から明日へ~」を開催した。
◇撮影/田中聖太郎

来年3月に60歳を迎えるとあって、赤のドレスで登場した坂本。前半では演歌だけでなく、ポップスの“二刀流”で唄い続けてきた坂本を見せるように『また君に恋している』や『ブッダのように私は死んだ』といったポップスの楽曲を披露。さらに、40周年記念曲である『ひらり』『遠い昔の恋の歌』を熱唱した。

40周年を振り返り、一番の思い出に「やっぱりデビューできたことが一番大きい」。恩師である作曲家・猪俣公章氏に見いだされ1987年にデビューした『あばれ太鼓~無法一代入り~』で後半をスタートさせた。

このデビュー曲を当時、「この曲は、流行らない」と率直な気持ちを猪俣氏に伝えたところ「馬鹿野郎! 新人が流行るとか、流行らないとか100年早いって怒られた」と振り返った。そのときは「本当にすいませんって感じだったんですけど、本当にかっこいい歌をデビュー曲に作ってくださったんだなって。いまはすごくこの曲の重みを感じています」と改めて感謝の意を示した。
また、この日は2002年に歌手休養を発表した時に出逢い、歌手復帰のきっかけとなった恩師の二葉百合子さんの『岸壁の母』も熱唱。この楽曲は二葉百合子さんから唄い継いでほしいと託されたものだ。坂本は「最初は、先生、私には重荷ですと言ったんですけど、先生が心で唄ってくれればいいのよって言ってくださった。心で唄うのだったらがんばれそうすって。その一言で唄わせていただきます」と決断したという。
11月4日には東京・東京国際フォーラムで40周年リサイタルも行われるが、「今度は先生も来てくださいますので、今日以上の緊張はあると思います」と語った。
ステージでは出場37回を誇る紅白歌合戦の中で歌唱回数10回を数える『夜桜お七』など全24曲を熱唱した坂本。大阪でのリサイタルは10周年の時以来ということもあって、「30年ぶりですから、なんか40周年で感傷に浸るというよりも、うれしい気持ちの方が大きかったような気がしますね」と笑顔を見せた。

▲「40年も唄わせていただいて、陽の当たるところを歩かせていただいて、こんなに幸せな歌手はいないなと思っていますし、健康で60歳を迎えられるということも幸せなことだと思います。これ以上、何か望んだら罰が当たる。でも、欲を出して、できればあと10年。50周年までは何とか元気でやっていけたら最高じゃないかと思います」
■40周年記念リサイタル
坂本冬美SPECIAL in東京 ~今日から明日へ~
東京国際フォーラム ホールA
11月4日(水)
14:15開場/15:00開演
お問い合わせ=アイエス 03-3355-3553(平日10:00~17:00)
■坂本冬美40周年記念コンサート
宮城・東京エレクトロンホール宮城
9月19日(土)
15:00開演
S席 ¥7,700
お問い合わせ=チケットパートナーズ 022-222-2033
栃木・宇都宮市文化会館大ホール
10月16日(金)
14:30開演
S席 ¥7,500円
お問い合わせ=イムズ 048-872-1113
■坂本冬美 歌手生活40周年記念公演 ~今日から明日へ~
2027年2月12日(金)~2月28日(日)
東京・明治座
開演時間=11:00/12:00/16:00
■新曲『ひらり』
作詞・作曲/石崎ひゅーい 編曲/宮野幸子
9月9日発売
ユニバーサル
【限定盤】(CD+グッズ)UPCY-90265

¥2,000(税込み)
C/W『ほたる』
作詞・作曲/石崎ひゅーい 編曲/佐々木博史
※特典グッズ=ピンバッジ
【通常盤】(CD)UPCY-5131

¥1,500(税込み)
C/W『ほたる』
作詞・作曲/石崎ひゅーい 編曲/佐々木博史
■40周年記念ベストアルバム『坂本冬美40thベスト~轍~』
6月10日発売

3月4日発売
¥1,500 (税込み) UPCY-5129
C/W『しあわせ十色』
坂本冬美オフィシャルサイト
ユニバーサルミュージックアーティストページ
坂本冬美YouTube