歌の手帖1月号が
11月21日に発売されます。
その1月号に
10月15日、
東京・渋谷のさくらホールで開催された
竹島宏コンサート2023“Heaven”
の模様をカラー掲載しています。
そのコンサートでは
話題となっている人工知能(AI)サービス
「チャットGPT」で作られた
「ヨーロッパ~旅するラブストーリー」
を竹島さんが朗読する、という
コーナーがありました。
なんでも
『一枚の切符』『プラハの橋』
そして『サンタマリアの鐘』という
ヨーロッパ三部作を聴いたファンの方々が、
その歌からそれぞれが創作した
オリジナルの物語を
手紙で送ってくれたそうなんです。
特に募集したワケではないんですよ。
当初はその手紙を何点か竹島さんが朗読しよう、
という感じだったそうですが、
「チャットGPT」というものがあると
スタッフから聞かされた竹島さんは、
その手紙の数々をチャットGPTに
取り込んで、
チャットGPTに
その手紙をまとめた物語を作ってもらおう、
とやってみたら、
とても良い感じの物語が出来上がったらしく、
この企画が実現したらしいです。
その物語を朗読するシーンなどは
1月号に掲載しております。
とりあえず竹島さんは演歌歌謡界で
チャットGPTを使用した第1号ですね。
個人的にこのコンサートで
楽しみだったのは、
室内管弦楽団のバラダンさんが
演奏を務めたところ。
バイオリン2人、ヴィオラ、チェロ、
オーボエ、ピアノ、パーカッションという
編成にて、
ストリングスが優雅に舞う中で唄われた、
ヨーロッパ三部作はとても雰囲気があって
良かったです。
振り付けなしで、
弦の響きの中、
たゆたうように唄われた『夢の振り子』も、
いつも以上に歌の歌詞が
心に入ってきた感じがしました。
ヨーロッパという舞台も、
室内管弦楽団の優雅な演奏も、
すごく竹島宏さんのボーカルスタイルに
似合っていました。
その様子を1月号でお楽しみくださいね。
村田
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