表紙で振り返る30年その② 

現在発売中の

歌の手帖12月号には、

創刊30周年記念号の好評企画

「表紙で振り返る30年その②」

を掲載しています。

これは創刊30周年を迎えた

歌の手帖の表紙と共に、

10年ずつ3号連続で

歌謡界を振り返ってみましょう、

という内容の企画です。

今回は2003年11月号から

2013年10月号までの期間。

この期間は自分も

想い出が多いです。

2003年11月号の

10周年記念号の表紙巻頭は

氷川きよしさんでした。

これ、自分の私物の歌の手帖なので、

ちょっとボロボロで…申し訳ない。

この表紙の頃の氷川さんは

すごい人気で、

すごい忙しくて、

10周年記念号の表紙なので、

ぜひ氷川さんに!とお願いはしたんですが、

やれる時間ないかも…という状況でした。

まぁ、そうだよなぁ、と。

そう思えるくらい、

氷川さんもハードスケジュールでした。

でも、事務所さんのご厚意により、

なんとかお時間を

取っていただいたんですよね。

ホント、ありがたかったです。

某民放テレビ局に、

夜に行って

撮影取材させていただきました。

この氷川さん、かっこいいですよね。

氷川さんで僕が好きな表紙と言えば、

以前にも紹介させていただきましたが、

2005年5月号のこれです。

一見、何でもないアップの写真。

ショートカットもかっこいい氷川さんです。

この頃、氷川さんの表紙に

ハート♡の小物を使ったりして、

氷川さんの表紙の時は

ハートをどっかに使うことに

僕はハマっていました。

この写真のどこかにも

ハートがあるんですよ。

さて、どこでしょうか?

正解は、

目の中にあるんです。

ねっ(笑)。

これ、ライトをハートの形にしたものを

カメラマンさんに作ってもらったんです。

あと、

自分でバックを制作したのが、これ。

2007年11月号。

自分でカラースプレーを使って、

バック紙に虹を描きました。

撮影の前夜、

編集部で1人で塗ったんです。

簡単そうですが、けっこう大変でした。

まぁ、今だったら、

わざわざ自分で作らず、

パソコンで合成とかにするんでしょうけどね。

手作り、ってアナログ感が

なんか歌の手帖らしくて良いでしょ?(笑)。

さて、

歌の手帖12月号の

表紙だった山内惠介さん。

初めて彼が本誌の

表紙に登場したのが2006年3月号。

かわいいっすね(笑)。

山内惠介さんの表紙で

個人的に印象深いのは、これ。

惠ちゃんの表紙と言えば、

笑顔が多い感じがしません?

撮影中、

彼とたわいもない話をしていると、

すごく良い笑顔をしてくれるんです。

それで、笑顔の写真を選んでしまうんです。

でも自分は

真面目顔の惠ちゃんの顔も

すごくかっこいいと思うんですよね。

最近、こういう顔をしてもらってないな。

惠ちゃんの話がいつも面白いからな(笑)。

あと、

自分がカメラマンとなって、

表紙撮影をした、

この表紙も想い出深い。

ナチュラルな感じと申しますか。

最近は衣裳の表紙が多いので、

こういうカジュアルな服も

新鮮で良いですよね

話はガラッと変わりますが、

2011年の東日本大震災の年も

色々と大変で、想い出がいっぱい。

その中でも

この坂本冬美さんの

表紙巻頭の撮影取材をしたのは、

東日本大震災が発生した3月11日から、

数日後くらいだったと思います。

当時の東京は計画停電とかで、

動いてない電車があったり、

まだ大きな余震が続いていたり、

福島原発のことが連日ニュースで

報道されていたり…。

こんな時に坂本冬美さんに

動いてもらって大丈夫だろうか…

すごい不安だったんですよね。

でも、表紙撮影をしないと、

次の号が出なくなりますし…。

そんな状況の中でしたが、

冬美さんも、事務所さんも

積極的に協力してくださいました。

「こんな時だからこそ、

私たちが上を向いて頑張らないと!」

というようなことを

冬美さんがおっしゃっていたのが

今でも忘れられません。

そして最後にこの表紙。

創刊30周年号第一弾となる

歌の手帖11月号の

表紙に登場いただいた舟木一夫さんが

本誌初登場の号。

2004年10月号です。

今見ると、舟木さんお若い。

舟木さんに表紙に

登場してもらいたかったんですよ。

でも、舟木さん、大スターですし、

あまり積極的に

マスコミに登場する方ではないですしね。

なかなか実現しなくて…。

だから、この表紙が決まった時は嬉しかった。

まさか舟木さんが

うちの話を受けてくださるとは。

取材場所は今はもうなき、

プリンスホテル赤坂の旧館。

撮影とインタビューの時も

嬉しくて、

楽しくて、

だけど、すっごく緊張したのを覚えています。

というワケで、

歌の手帖2004年~2013年までの

村田が印象的だった表紙でした。

まだまだあるんですけどね。

その他の表紙は

ぜひ12月号をご覧ください。

今回ここでは、すべて

私物の歌の手帖で紹介してみました。

村田

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