新曲『北の断崖』が7万枚突破とロングヒット中で、椎名林檎が作詞・作編曲を手がけた新曲『闇にご用心』(アニメ「ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ」エンディングテーマ)のMVが230万回再生突破と大人気を博している山内惠介が11月6日、東京・東京国際フォーラム ホールAにて「山内惠介 デビュー25周年 五大都市コンサート2025~いくつもの断崖(きりぎし)を越えて~」と銘打ったコンサートを開催。
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このコンサートは、10月16日の札幌からスタートした全国五大都市(札幌、東京、名古屋、大阪、福岡)でのコンサートツアーのファイナルで、東京国際フォーラム・ホールAでのコンサートは7回目。
開演前、「今年は3月からツアーもやっていますが、四半世紀の時の流れ、自分の人生、そして日本でもお客さまにもいろんなことがあった25年。地震があったり、コロナがあったりと、そういうことも乗り越えながらいい形でこの日を迎えられて喜びもひとしおです」と笑顔を見せながら「2025年の今年は、新曲『北の断崖』を発売して、もう1曲、ゲゲゲの鬼太郎のエンディング『闇にご用心』を出せたのは、紅白に並ぶくらいの長年の夢でした。地元の高校の先輩でもある林檎さんに曲を書いていただけるということが、本当に紅白歌合戦に出るのと同じくらいの喜びで、25年目にふさわしいコラボレーションをさせてもらえて幸せです」と語った。
ホールAの5000席の会場は、熱烈なファンで満席の中、「『断崖(きりぎし)』とは、人生にいくどとなく立ちはだかる断崖を意味します。デビューしてから私は、何度も心が折れ、くじけそうになりました。そんなとき、私の心を支え、再び前を向かせてくれたもの、それは会場に駆けつけてくださるファンの皆さまからの“頑張ってね”“応援しているよ”という温かい声援にほかなりません。その一言一言が、私の心に勇気と希望を与えてくれたのです。“よし、こんなところで負けてはいられない。もっともっと成長して、このご恩に歌で応えなければ”…皆さまからいただいた言葉を胸に、ただ一心に今日まで走り続けてまいりました。そして今日、こうして山内惠介はデビュー25周年という大きな節目を迎えることができました。今日のコンサートは、1曲1曲に魂を込めて、誠心誠意唄いますので、たくさんのご声援のほどよろしくお願い申し上げます」と挨拶。
新曲『北の断崖』をはじめ、『紅の蝶』『流転の波止場』『風蓮湖』『釧路空港』『つばめ返し』『恋する街角』『スポットライト』『唇スカーレット」『さらせ冬の嵐』、2001年4月18日発売のデビュー曲『霧情』など、アンコールを含めて全26曲を熱唱。
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また、『冬枯れのヴィオラ』と『こころ万華鏡』を組曲形式にアレンジして聴かせたり、ミュージックビデオにも出演しているダンサー、振付のAya Sato率いるMONSTRO(ダンサー6人)とのコラボで『闇にご用心』を披露するなど、大ホールにふさわしい見どころいっぱいのステージで最後まで客席を魅了した。
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今年もあと2ヶ月を切り、NHK紅白歌合戦やレコード大賞などの賞レースが待ち受けているが、「25周年にふさわしい結果を出したいです。でも僕は、歌い手は少しでもいい歌が唄えること、少しでもいい絵をお見せできることが一番大事なことだと思っていますので、その結果にはそういうことがきっとついてきてくれると信じて、これからも1ステージ、1ステージをしっかり、丁寧に歌っていきたい」と話していた。
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■『闇にご用心』MV
■山内惠介プロフィール
1983年、福岡県生まれ。99年、作曲家の水森英夫にスカウトされ、2000年に上京。01年4月18日『霧情』でデビュー。
デビュー15周年となる2015年にNHK「紅白歌合戦」初出場。
19年、47都道府県コンサートツアー開催。20年、4月よりデビュー20周年を迎え、11月には日本武道館公演を開催。23年3月『こころ万華鏡』発売。
24年2月『紅の蝶』発売。「日本レコード大賞』優秀作品賞を初受賞。「NHK紅白歌合戦」10回連続出場を果たす。更に、オリコン2024年度年間演歌・歌謡シングルランキング1位獲得。
25年2月デビュー25周年記念曲『北の断崖』リリース。
5月19日 MUSIC AWARDS JAPAN2025 最優秀演歌・歌謡曲 楽曲賞受賞。
演歌界の貴公子として、広く親しまれている。
※コンサートの模様は、12月21日発売・2月号に掲載いたします。