新潟から一念発起で上京、昨年は“無名の世界戦略!”として、世界配信発売した『レイニー・バスステーション』が好調なマジカルボイスの葉月みなみさん。
その新潟の母校・「東京学館新潟高等学校」(新潟・新潟市)の野球部が、25日にサヨナラ勝ちという劇的な試合で甲子園初出場を決めたそうです。
試合の日はちょうどキャンペーンで新潟にいたという葉月さん。
「朝からその試合がすごく気になっていまして、本番直前に母校の優勝が決まったことを知り、お客さんと一緒に喜びを分かち合いました。4点リードされていて、5回裏に2点取ったところはテレビ中継で見ることができたのですが、その先、どうなるかドキドキしていたので、サヨナラ勝ちだと聞いて本当にうれしかったです」
前日には、卒業生として母校に挨拶に訪れていたそうです。
「全校生徒700人が次の日、決勝戦の応援に行くと伺って、学校を挙げて応援しているんだなとうれしくなりました。その日も炎天下の中、生徒さんたちが一生懸命練習している姿を見て、うるうるしてしまいました」
「東京学館は、文武両道で、スポーツでは、バレーボール、サッカー、フェンシングなど満遍なく強い学校として知られています。私が在籍中は、数あるクラブの中でも一番練習をしていたのが野球部だったのを覚えています。部員の人たちは朝から夜まで一生懸命練習していたのですが、なかなか試合に勝てなかった。でも、ここ数年はとても強くなってきて、決勝にも出たことはあるのですが、甲子園にはあと一歩でした。それが今回、初めて決勝大会で優勝するという快挙を成し遂げ、もううれしくて、うれしくて、優勝が決まった瞬間、思わずバンザイをしてしまいました」
「甲子園では、ミラクルを起こしてほしいですね。優勝? もちろんです。仲間、先生、家族、応援してくださる方たちを信じて、おもいっきりプレイを楽しんでほしいですね。私も一緒に闘う気持ちです。野球部員の皆さん、ぜひ優勝を目指して頑張ってください」
自身も、7月21日には、世界戦略第4弾『永遠に、二十歳さ』を185ヶ国に向けて配信開始したばかり。
なんと作家陣は、今年作詞家生活40周年の売野雅勇氏と、作・編曲は馬飼野康二氏という2大ヒットメーカーというミラクルが起きた作品。
一方では、配信で好調な『レイニー・バスステーション』『風の東京』『魔法のしずく~ありがとう~』を、自身で立ち上げたレーベルHMミュージックジャパンから8月30日にCD発売、発売直前の8月28日には千葉・ユアエルム成田にて歌の手帖「歌謡ステーション」に登場、9月17日には新潟・南魚沼市のコミュニティホールさわらびでCD発売記念の凱旋コンサートを開催と予定も盛りだくさん。
▲こちらの楽譜は2022年12月号に掲載
歌の手帖では、歌手として唄い続けるためのヒントを、歌謡界の先人たちに教えてもらうコーナー「葉月みなみのミナミダンギ」を連載中です
(山崎 たまに書きます)
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