山内惠介さんのルーツという分母

歌の手帖10月号には

山内惠介さんの

カバーアルバム

『Roots』(9/1発売)での

カラーグラビアページを

掲載しています。

カバーアルバムと言っても、

名曲をただカバーしました、

という普通の

カバーアルバムではありません。

まず、これは

惠ちゃんが5歳の時に

初めて唄った『みだれ髪』(美空ひばり)

をはじめ、

歌手・山内惠介のルーツとなる

名曲たちをカバーした作品集。

しかもアレンジも

山内惠介専用に新たに施されていて、

(一部、オリジナルのアレンジを尊重した

作品もありますが)、

名曲に新たな命を

注いでくれています。

彼のルーツとなった名曲を

集めていますから、

これまでも彼のステージでは

唄っている

お馴染みの作品が多いですけど、

その新たなアレンジによって、

これまでのカバーとは

一線を画す仕上がりです。

歌手や作家、

小説家や画家など、

いわゆるクリエイティブな

仕事をされている方々は、

それを始めようとしたきっかけとなる

ルーツが必ずあるんですよね。

そのルーツが分母となって、

その人なりの個性という分子が

生まれてくると思うんです。

だから

このアルバムを聴くと、

山内惠介の歌魂の

核と触れ合えるように感じます。

この歌から

こういう影響を彼は受けたのかな、

とか、

聴きながら

色々と想像できるアルバムです。

その人の好きなものって、

その人の本質に近いものが

多いですからね。

また、このアルバムを聴いて

改めて思います。、

惠ちゃんって

大和魂溢れる

九州男児なんだよなぁ、と。

スマートな身体で、

品のある顔立ちで、

一見クールな雰囲気や、

時に軟弱っぽいイメージも

ありますけど(笑)、

このアルバムを聴くと、

本当に惠ちゃんは、

骨太な熱い男だよなぁ、

と感じます。

ぜひ10月号を読んで、

このアルバムを聴いてください。

ちなみに

10月号の惠ちゃんの写真は、

ビクターさんから

特別に未使用写真を

お借りしたのですが

(ありがとうございます)、

すごいかっこいいですよね。

村田

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