5月号に続いて、
6月号も発売日直後、
好評のあまり
Amazonさんで速攻品切れに
なっていましたが、
ようやく昨日あたり
Amazonさんの
在庫が復活したようです。
良かった。
さて、
その好評な6月号、
表紙巻頭の
みもりんのかわいい後輩、
わさみんこと
岩佐美咲さんの
グラビアを3ページで
掲載しております。
岩佐さんの新曲
『右手と左手のブルース』
はすごく好きですね。
右手で不倫相手の
女性を抱きしめながらも、
左手ではしっかり
自分の家庭を守っている、
という内容。
いやぁ、攻めたなぁ、と。
最初は、
25歳の岩佐さんが唄うには、
攻めすぎな感もしましたが、
いやいやいや、
25歳の女性が唄うから、
逆に良いんですよね。
その辛い状況を必死に
受け止めようとしている女性の
危うげな脆さを、
25歳のわさみんが唄うからこそ
独特な痛みが響いているように
感じます。
彼女にインタビューをして、
よりそう思いました。
ぜひ記事をお読みください。
今回のグラビアの写真は
単純に彼女の両手を
(つまり右手と左手を)
出したかったのと、
『右手と左手のブルース』
での彼女の
大人度数の上がった歌唱が
とても良かったので、
笑顔ではない写真を
使いたかったんです。
彼女の本質が見えるような
シリアスな写真と云いますか。
また、
一般的に
左脳は論理的な思考で
右脳は情感的な思考
と云いますが、
『右手と左手のブルース』には
その暗喩があるんでしょうね。
それが写真で出せればなぁ、と。
その僕の意見をカメラマンの
尾木さんに伝えて、
今回のショットになりました。
で、
今回のグラビアの最大の
隠れた見所
(本当に隠れてますが…)。
実は
最初のP26の写真は、
青と赤のミックス光、
P27の写真は青の光で、
P28の写真は赤の光、
なんですよ。
これは尾木カメラマンの案です。
光で
『右手と左手のブルース』を
暗喩している、と。
こういう、こだわり大好きです。
雑誌のグラビア撮影って、
そんなに時間もないので、
こういうことをするのは大変
なんです。
普通にニコパチ
(モデルがニコっと笑ったのを
パチッと撮るだけの写真)を
撮るのが無難で楽なんです。
実際、ファンの方々は
笑顔の方が嬉しいでしょうし。
でも、それだけではね。
改めて、
尾木カメラマン、
そして
こちらの要望に
快く協力してくれた
岩佐美咲さん、
ありがとうございました。
村田
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