研ナオコさん　初インタビュー掲載!

以前、野口五郎さんとのコンサートを取材、

ピンナップに掲載させていただいたことがある、

研ナオコさん

その時も,そりゃもう感無量で

感無量で感無量で…

しつこく言い続ければ

夢って叶うんだなぁって

心底、自分のしつこさに拍手を贈りたかった（笑）

そもそもは……

何度かブログに書いてて

本誌の「ツボ海峡」（以前あったコーナー）と

編集後記にも書いたんだけど

自分にとって、永遠の歌姫

永遠の指針は

研ナオコさん

だからね

仕事にしない方がいいんじゃないか、とか

公私混同だよねって思ったりして

積極的に働きかけないから当たり前なんだけど

あのコンサート取材以来、

ご縁が続くことはなくて

それが！

大好評連載「松本久の接近Q」

でお馴染みの

“まつもん”のご尽力で

なんと

「接近Ｑ」にご登場願うことができたのです

その当日の話は

ココで書いとりました

というか

何回も同じ話書くとか

本当にシツコイよね、我ながら（笑）

リーダーの言葉を借りると

「しつこさの金字塔を打ち立て」ようと

しているのかもしれない（笑）

シツコイついでに、

その昔「ツボ海峡」で書いたことを抜粋…

してみちゃったりして（文中呼び捨て御免）

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

　暗い瞳をしていた。テレビの中で唄っているその人は、

見たこともない暗い瞳で呟くように唄っていた。

生まれて初めて“心底、驚いた”瞬間の記憶となっている。

それまで知っていたテレビの中で唄う女の人は、

フリフリのドレスを着ていた。

けれど彼女は、ゆるっとしたニットとロングスカート姿。

そのニットから出る折れそうな細い手首と、美しい鎖骨――

幼くて歌詞の意味なんてまったくわからなかったけど

「かっこいい！　こういうの着たい！」と叫んだ。

　母は言った。

「大人になったらね、こういう服が似合うようになるから」

私は信じた。こんな女性になれるなら、大人になるのも楽しいかもしれない。

　それからずっと彼女に夢中だった。

湿度のある暗さ、救いのない切なさ、

どこか投げやりで捨て鉢で、

裏路地で泣くこともできず雨に濡れている仔猫のような孤独感…

彼女のボーカルは、自分の心を濡らしてくれる。

歌謡曲好きは、研ナオコが基本であり原点だと言い切れる。

　世間では明朗快活なことをヨシとされる。

だから根暗なのに、世間に合わせようと努力しなくてはいけない。

でも、彼女の歌を聴き、カラオケで唄うと“暗いこと”を許してもらい、

解放できる気がするのである。

ひととき暗さを爆発させたら、また元気になれる。

　余談。残念ながらスレンダーにはなれなかったが、

ゆるっとした服を好んで着ている。

折れそうもない手首と、ぽちゃっとした鎖骨だけど、

ゆるゆるとした服を着ると彼女になれたような気がして、

あの日の幼い自分が喜ぶのだ。

 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

まぁ、なんてアツクルシイ！（笑）

でも、これ以上でも以下でもない、

そのまんまの素直な気持ちで

好きとか嫌いとか

そういうラインを超えた、

だって、研ナオコさんだから

という感じ

伝わるかなぁ

「接近Ｑ」の取材は

ただ立ち会っただけなんだけど

かなり遡らないと思い出せないくらい久しぶりに

「緊張のあまり言葉が出なくなる」

を体験

お恥ずかしいことに

きちんとご挨拶できなくて

自分を小一時間説教してやりました

まつもんからインタビュー最後に

「たくみさんから質問があるそうです」

と無茶振りされて（いや、親切心なのは承知ですが・笑）

山ほどある訊きたいことの中から１つだけ

言葉と気持ちを振り絞って、質問させていただきました

ああ、歌姫が今、

私なんかの質問に応えてくださっている……

幼かった自分に

「頑張って生きなさい。この先、とても素敵なことが待っているから」

と教えたい

頑張って、この仕事を続けてきてよかった

あの時もこの時も、やめなくて本当によかった

こんなご褒美があるなんて…

すべてのことに、心からの感謝です

素敵な研ナオコさんのインタビューは

スペシャル版３ページで

発売中の２月号に掲載しております

御園座にも行きたかったなぁ

（梅沢富美男さんと11日から公演）

あ、私が偉い人で、

ベストアルバムを作れるとしたら

曲順どうしよう？

Tokyo見返り美人

LA-LA-LA

愛、どうじゃ。恋、どうじゃ。

ひとりぽっちで踊らせて

私は泣いています

悲しい女

六本木レイン

夏をあきらめて

泣かせて

窓ガラス

あばよ

かもめはかもめ

かなぁ♡

うーん、『花火』も入れたいな

『ふられた気分』もいいよね

どこに入れよう…

なんて妄想をよくしておりました（笑）

では、また――♡

たくみ＠髪もナオコさんみたいにしたい♡

歌の手帖　2020年2月号 | 歌の手帖,2020 | 歌の手帖社 utate online