川野夏美ちゃんの、満ち潮とは? 

もう11月。

今年も

あと残り2ヶ月!

早いっすねぇ。

さて、

歌の手帖12月号の

綴じ込みピンナップは

川野夏美さんです。

未使用写真1。

今回はインタビュー担当

ではなく、

撮影で行ったので、

かなり気楽でした(笑)。

しかし、綺麗ですよね

夏美ちゃん。

デビュー前、

19歳の彼女に

初めて逢った時は

髪がセミロングで、

まさに美少女!

という印象でした。

その時の事を

たまに夏美ちゃんに言うと、

「び、美少女?

村田さんは

何を言ってるんですか?」

とばかりに

彼女は苦笑するんですが、

いや、ホント、

そう思ったんですよ。

また、一時、彼女は

女らしくすることを嫌うように、

どんどん髪が短くなっていましたが

(君は男の子を目指しているの?

というくらい)、

でも、

ここ数年は、

すっかり女らしくなり(見た目は)、

大人の女性に

なってきました(見た目は)。

未使用写真2。

スカートひらりが、

素敵でしょ?

そんな川野夏美さんの

新曲『満ち潮』を、

僕は

すごく気に入ってます。

例えると

髙橋真梨子さんとか、

五輪真弓さんとか、

大橋純子さんとか、

秋元順子さんが

唄いそうな感じ、

と言いますか。

端的に、

すごくよくできた

歌謡曲だと思います。

インタビューで、

たくみが

「なぜ愛が終わった歌なのに、

引き潮ではなく、

満ち潮なの?」と

質問すると、

夏美ちゃんは、

「作詞の先生も言ってましたが、

満ちてしまったから、

…じゃないでしょうか?」と

語ってくれました。

愛が終わるのは、

相手に

満ち足りないもの

があるから興味を失い、

もしくは

何か不満があるから

心が引いていく…

というのが一般的解釈だと

思いますが、

満ちてしまったから

愛が終わる…と聞いて、

なるほど!と思いました。

確かに

何でもそうですが、

満ちてしまうと、

熱が冷めていく

ってありますよね?

愛は満ち足りてしまうと

消滅するものかもしれません。

愛は

足りないくらいの方が

良いのかもしれません。

むしろ足りないから

愛なのかもしれません。

ラーメンだって、

今イチくらいの

ラーメンの方が、

もっと美味しいラーメンを

食べたい!と燃えますし、

究極の美味しいラーメンを

食べてしまったら、

ラーメンに興味を失い、

きっと次はカレーを食べたく

なるんじゃないでしょうか?

この例えは違うか。

そんなことを

夏美ちゃんと

たくみの

インタビュー中に

ぼんやりと考えていました(笑)。

村田

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