歌の手帖8月号の
NEW COMER
にご登場いただいたのは、
6月26日発売の
『銀次郎 旅がらす』で
デビューした新人、
彩青(りゅうせい)くん。
なんとまだ、
16歳ですよ。
もう、
お肌トゥルトゥルですよ(笑)。
16歳って、
ついこの間まで、
ランドセルを背負って
いたんじゃないの?
とも思いますが、
彩青くんは昔の歌に
すごい詳しくて、
ハートは昭和です(笑)。
話している限りは、
昭和の歌手の方々の話とか、
昔の歌をレコードで聴いている話とか、
16歳だと思えません。
歌唱力だって、
5歳からはじめた民謡で、
50以上の優勝をしてきた
彼ですから、
かなりの実力派ですよ。
インタビューの受け答えも
丁寧で
しっかりしてましたし、
ステージの立ち振る舞いも、
とても16歳とは思えないほど、
落ち着いてて
堂々としています。
そしてびっくりしたのが、
ご両親は30代…。
うわっ、全然
俺より年下じゃん(笑)。
いや、まぁ、
考えれば、
驚くことじゃないんですけどね。
なにしろ16歳ですし。
でも、
そうかぁ、
ついに30代のご両親を持つ
演歌歌手が現れたか…
と感慨深く思いました。
三味線も
尺八も
かなりの腕前。
デビュー前は
ポッチャリしていたらしいですが、
デビューに向けて
食事制限して絞ったという、
頑張り屋さんです。
16歳なんて
食べ盛りですよねぇ。
あっ、そういえばね、
先日、
虹の架け橋の記者会見が
行われて、
そこに彩青くんが
出席していたんです。
きっと
子供の頃から民謡の世界で、
大人に鍛えられてきた
彼ですから、
会見でも物怖じしないで、
発言するんだろうぁ、
と思ってたんですよ。
でも、
伍代夏子さんや、
氷川きよしさんなど、
偉大な先輩たちを前に、
すごく緊張したのか、
意外にも彼が言葉を噛んで
焦っていたんです。
そうそう、
それこそ16歳!
初々しくて良いぞ!
彩青くんの
16歳らしい
初々しい部分も
垣間見れたのは、
とても良かったです。
村田
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