歌の手帖5月号の
巻末楽譜特集は、
グラビアとの連動で、
石川さゆりさん
人気曲選を
お届けしました。
石川さゆりさんと
言えば、
平成で最もカラオケで
唄われたベスト10に
入るような
泣く子も黙る超名曲
『津軽海峡・冬景色』と
『天城越え』
があまりにも有名ですが、
それ以外にも
ヒット曲、人気曲は
たくさんあります。
でもメジャーすぎるゆえの
灯台下暗しで、
本誌の巻末楽譜特集で、
石川さゆりさん作品を
取り上げることが
なかったんですね。
それでここ数年、
巻末で
さゆりさん特集をしたい…
という思いがあったのですが、、
やっと実現しました。
というわけで
5月号の
巻末楽譜特集には、
『津軽海峡・冬景色』
『能登半島』
『天城越え』
『風の盆恋歌』
『ウイスキーが、お好きでしょ』
『越前竹舞い』
『飢餓海峡』
『転がる石』
『暗夜の心中立て』
『あぁ…あんた川』
という10曲の楽譜を
掲載している上に、
読者のリクエスト曲として
P87には
『朝花』の楽譜も
掲載しました。
でも、さゆりさんだけに
まだまだ掲載したい歌は
あったんですよね。
パッと浮かんでくるのは、
『波止場しぐれ』
『滝の白糸』
『ホテル港や』
『北の女房』
『酔って候』
『名うての泥棒猫』
『ちゃんと言わなきゃ愛さない』
など。
特に個人的には
『北の女房』。
さゆりさんは毎年、
青山劇場(2015年閉館)で
コンサートを行っていたのですが、
僕がこの仕事を始めた
1995年頃の青山劇場で
観た時(1996年かも)、
ラストあたりで唄ってくれた
『北の女房』が
超かっこよくて、
やっぱりさゆりさんの
ステージは凄いなぁ、
と改めて思ったんですよね。
新曲『酒供養~縁歌バージョン~』の
楽譜は4月号に掲載しています。
この新曲のカップリングに
収録されている
『もういいかい』が
好きなんですよ。
2011年に「NHKみんなのうた」
でオンエアーされた
童謡的な歌なんですけど、
まだ小さい子供を持つ自分だけに、
やはり今は、
こういう歌に惹かれますね。
村田
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