舟木一夫さんの80’バースデイコンサート

現在、発売中の歌の手帖3月号には、

舟木一夫さんの80歳(傘寿!)の誕生日に合わせて、

12月10日から12日まで、大阪新歌舞伎座にて行われた

「2024舟木一夫コンサート カウントダウン80’」

の模様をカラー4ページで掲載しております。

取材に行ったのは、誕生日の12月12日。

詳しくは3月号をご覧になってほしいですが、

大阪まで行って良かった!

と思えるステージでした。

 

第一部は和服を着ての、和もの作品で構成。

いつものバンド 「ABOUT・9」に

三味線の演奏者の方が入っていたんですが、

バンドサウンドに三味線の融合が

ワイルドな粋、いなせなクール感で、かっこいい。

 

そして舟木さんの着物姿って、男でも惚れ惚れします。

気品ある正統的な着こなしに、男の魅力が溢れまくり。

本誌でもカラー4ページ中、

着物の写真にカラー2ページ使いました。

第2部の1曲目終わりで、

昨年、大阪新歌舞伎座にて行われた

ジョイントコンサートで共演した

神野美伽さんがバースデイケーキを持って登場。

 

実はコンサートが始まる時、

神野さんが客席にいらしたので、

ご挨拶させていただいたんですけど、

2部になって姿が見えなくなったと思ったら、

ステージに登場して驚きました(笑)。

なんでも、スタッフの方にお願いされたらしく、

快くバースデイケーキを持っていく役を

引き受けたとのこと。

 

それにしても、舟木さん80歳ですって。

信じられない。アンビリーバボーです。

ひと昔前なら、80歳で現役で

コンサートツアーを展開をする方なんて、

いらっしゃらなかったですよね。

 

そりゃ、いわゆる高齢の歌手の方でも

1年に1~2回コンサートをするぐらいの方とか、

椅子に座って唄ったり、

ほぼ動かず唄ったりする方は

いらっしゃったかもしれません。

でも舟木さんなんて、

今も年間50本くらいのコンサートツアーを展開し、

1ステージが2時間近くて、

心地良い歌声を奏でながら、

ステージを軽やかに動き回って唄ってますから。

そんな方、いなかったですよね。

流行歌の歌い手が突破した80歳の壁。

80歳という年齢の概念が変わります。

 

舟木一夫さんが前人未踏の地を歩み、

歌手の新たな可能性を広げてくれていることは

間違いありません。

第2部では5着のタキシードジャケットを

着てくださいましたが、

他で大きく使いたい衣裳がありましたから、

この赤いのジャケット衣裳は、

歌の手帖本誌では小さく掲載。

なので、ここで取り上げてみました。

この赤の色合い、好きなんですよ。

大阪新歌舞伎座公演に合わせて、

近くの大阪国際交流センターにて行われていた、

「舟木一夫展2024 79~80」

にも行ってきました。

 

そこには、歌の手帖1月号の表紙巻頭で

舟木さんが着てくれた衣裳を展示。

隣りの赤い詰め襟の服と合わせて、

マネキンが楽しそうな感じのポーズを

してくれていたのが面白かったです。

イエー!みたいな(笑)。

 

しかし、品のある着物から、

猫ニットとダメージジーンズの

カジュアルな装いまで、

何を着ても似合うのが、

舟木さんの凄さの1つですよね。

村田

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