たくみが先に書いてくれましたが、
5月8日にファーストコンサート
「新たなステージへ」
を日本橋三井ホールで
開催した
青山新さん。
どんだけ~!
をやってるのではないですよ(笑)。
ファーストコンサートだから
「1」を手で表しているんですね。
でも、このポーズの時に、
取材陣が「どんだけ~、っぽいね」
と言ったこともあって、
新くんもサービス精神で
「どんだけ~」って、
人差し指を左右に振ってましたけど(笑)。
上のスカジャンの衣装は
ロックに挑戦!と
キャロルの
『ファンキー・モンキー・ベイビー』
をカバーした時のものですが、
この日のファーストコンサートでは、
青山新さんが
生まれて初めて唄った歌など、
彼の歌の歴史
(と言っても、まだ21歳ですが)
を振り返るような構成になってました。
それで青山くんが大好きな
青江三奈さんの『池袋の夜』や、
八代亜紀さんの『もう一度逢いたい』
を唄ったんですけど、
それがすごい良かったんですよ。
ああ、この歌を本当に彼は
好きなんだなぁ、という
その喜びに溢れた歌への愛が
伝わってくるような歌唱で、
聴いていても
ワクワクしました。
やっぱり本人が好きな歌って、
その歌に出ますよね。
たぶん、
彼の若さや、
伸びやかな声質や、
イケメンで好青年なキャラクターから、
そういうブルース歌謡は
シングルでは出さないでしょうね。
でも、
実は青山新くんに似合うのって、
そういう女心の
三連歌謡なのでは?
とさえ思いました。
まぁ、今の彼には
爽やかめな演歌、
青年の真摯な思いを描いた歌謡曲、
がシングル曲になるんでしょうけど、
青山くんが唄う、
湿度の高い女心を描いた
ブルース歌謡の
オリジナル曲も聴いてみたいなぁ。
21歳のかわいい男の子が
そういう歌を唄うと、
ギャップがあって良いのに。
コンサートを観ながら、
そう無責任にも思ったのでした。
まぁ、あくまで独り言です(笑)。
村田
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