自分の気持ちを代弁してくれるような歌
力強く背中をおしてくれる歌
そっと寄り添うような歌
想い出を呼び覚ましてくれる歌
泣いて泣いて思いっきり泣ける歌
いろんな作風、素敵な歌がいっぱいありますねぇ
そして、個人的にも好きなのは
まるで映画のように、違う人生を魅せてくれて
カラオケで唄えば、その主人公になりきれる(笑)
まるっと異世界に浸らせてくれる歌
例えば
坂本冬美さん『夜桜お七』
ちあきなおみさん『朝日楼』
※公式の動画が見つからなかった…
石川さゆりさん『暗夜の心中立て』
同じく、さゆりさん『名うての泥棒猫』
※『暗夜~』のC/W
そしてそして、
坂本冬美さんの新曲
『ブッダのように私は死んだ』
桑田佳祐さんの提供作、ということでも話題ですね
※「歌謡サスペンス劇場」なので
サスペンス系を苦手とされる方は要注意です
メーター振り切ってて、本当に短編映画のような映像
冬美さんの凄みのある美しさ
狂気じみた愛情が静かな表情からも伝わってきて
何度も見てしまう
ラストらへんの幻想的な場面、特に好き
“みたらし団子”は母や家族、故郷、
幼い頃の幸せの象徴で
食べたい=戻りたい
という意味なのかな?と思っていたんだけど
何度も何度もみて聴いているうちに
ラストのフレーズを考えると
禁断のリンゴ…という意味なのかも?
とか感じるようにもなりまして…
映画でも、あのシーンのあのセリフの意味は
実のところ、こうだったんじゃないか?
とか考えるの、楽しいじゃないですか
なので、つい色々考えてしまうけれど
まぁ、歌詞の意味をあれこれひも解くのは
無粋かもしれませんねぇ
でも、知りたい…(笑)
それにしても、
全部ダメ男なのに、そこは許して
箸の持ち方だけは無理…って
どんな比喩なんだろう
比喩じゃないのかな
MV中、
箸を持つ手への冬美さんの一瞬の視線から
げんなり感が伝わってきて、いいなぁ
ということは、やっぱり比喩じゃないのかも
お相手を演じられた、戸次重幸さんの
ダメ男っぷりも素晴らしいです
ああ、早くカラオケで唄ってみたい
(唄えないでしょうけど・笑)
そして、生で聴いてみたい!
素晴らしき、映画のような歌をリリースしてくれて
ありがとうございます♡
11月11日発売
たくみ@歌は娯楽でもあるから、楽しまなくては♡
歌の手帖 2020年12月号 | 歌の手帖,2020 | 歌の手帖社 utate online