現在発売中の
歌の手帖6月号。
巻末楽譜特集は
作詞家・松井五郎の
山内惠介作品集です。
こちらは同じ6月号に
掲載している、
山内惠介くんの
デビュー20周年記念曲
『残照』発売記念
スペシャルライブ配信に
ゲスト出演した
松井五郎先生と
山内くんとの2ショットです。
松井先生と言えば、
安全地帯の
『悲しみにさよなら』
『じれったい』
『碧い瞳のエリス』をはじめ、
工藤静香さんの
『抱いてくれたらいいのに』、
光GENJIの
『勇気100%』、
V6の『愛なんだ』
など、
数々のポップスの
ヒット曲を手がけてきた
ヒットメーカー。
個人的には
『ふたりの愛ランド』
(石川優子&チャゲ)とか
楽しい
学生時代を思い出すヒット曲。
ナツナツナツナツ…ココナツ
とか、
遊び心ある言葉感覚が
とても印象的でした。
そんな松井先生が、
初めて山内惠介作品を
書いたのが『冬枯れのヴィオラ』
(2011年)。
偶然、その『冬枯れのヴィオラ』
のレコーディングに
入らせていただき、
独占取材を
させていただいたんですが、
レコーディングスタジオに
やってきた
松井先生を遠目に見て、
「あれがあの松井五郎先生かぁ」
と初めて見た先生のお姿に
(お名前はよく知っていても、
どんな顔をしているか?
知らなかったですから)
感動したのを覚えています。
その時に撮影した写真。
言うまでもなく右が
山内くんの師匠・水森英夫先生。
なにしろもう10年前。
山内くんも若いなぁ(笑)。
その『冬枯れのヴィオラ』
も大好きな作品ですし、
『冬枯れのヴィオラ』以降の
松井先生が手掛けた
山内作品も印象的な歌が多く、
特に
『ただひとつの花』
なんて、
今でもシングルA面に
してほしいくらい好きなんですよね。
もちろん新曲『残照』
も山内くんの振り絞る熱唱が
似合う
熱温度の高い秀作。
そんな松井先生が手掛けた
山内惠介作品を特集したい、と、
今回
ダメ元で企画をさせていただいたら、
嬉しいことに
松井先生のインタビューが
実現しました。
松井先生、
いつも黒ずくめのファッションで、
寡黙そうな方かな?
と思っていたら、
かなりサービス精神旺盛に
喋ってくれる先生で、
掲載したインタビューの
3倍くらいは
色々なことを語ってくださいました。
松井先生は元々、
フォークソングを唄っていて、
ヤマハのポプコンに出場して、
作詞家になるチャンスを
つかんだ方なんです。
だから、
初めて自分が作った歌だとかも
教えてくださいました。
しかも、
そのポプコンの時の動画が
「困ったことに
ネットに上がっているんだよね
…恥ずかしいよ、あれ(笑)」
と言ってくれたので
探してみたんですが、
全然見つかりませんでした。
まぁ、松井五郎では検索
できないのはわかりますが…。
見たいなぁ。
山内作品のエピソードなどは
ぜひ6月号でお楽しみください。
村田
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