演歌の枠を超えジャズの世界でも活躍する神野美伽が1月20日、東京・COTTON CLUBにてクリヤ・マコト、本田雅人、中川英二郎らジャズ界のトップミュージシャンと「神野美伽&ALL STAR JAZZ BAND LIVE」を行った。

「今日はSIZUKO! QUEEN OF BOOGIEを一緒にレコーディングしたメンバーがほぼ揃ったライブです。最高の音楽を届けられると思います。ジャズ、スタンダード、ラテン、日本の歌、私が唄いたいと思う歌を今日は好きなだけ唄えるので、本当に楽しみです!」と語り、幕開けは軽快なスウィングが響く『Lover Come Back To Me』からスタート、会場は一気にニューヨークのジャズクラブへと変貌した。 続く『Tennessee Waltz』や『You’d be so nice to come home to』などスタンダードな名曲を披露。

中盤のラテンセクションでは『Besame mucho』で情熱的な愛を囁いたかと思えば、『El Cumbanchero』では地響きのようなリズムを圧倒的な声量で観客を熱狂させた。
一転して、静寂の中に響き渡ったのは『愛の讃歌』。シャンソンのドラマチックな世界観を表現した。続く日本の名曲『君恋し』『かもめの街』や『さのさ』では伝統芸能の粋を見せつけ、美空ひばりの魂を継承する『リンゴ追分』を歌唱するとそこから一気にギアも上がり、『ラッパと娘』で会場全体が盛り上がった。

「特にこれからは、自由にやりたいことを最優先にしてやっていこうと思います!」と、鳴り止まない拍手の中、アンコールで披露したのは『ヘイヘイブギー』。 「ヘイヘイ!」という掛け声と共に、会場全体が笑顔で拍手に包まれた。

ジャンルを飛び超え、あらゆる音楽を「自分の血肉」として表現し切った彼女の姿は、まさに現代のクイーン・オブ・ブギウギ。音楽の楽しさと、生きるエネルギーを全身で放ちながら幕を閉じた。
(撮影/山田久美子)
【出演】
神野美伽(vo)
クリヤ・マコト(p)
竹中俊二(g)
納浩一(b)
大槻”KALTA”英宣(ds)
ルイス・バジェ(tp)
本田雅人(sax)
中川英二郎(tb)
■曲目一覧
Lover Come Back To Me
Tennessee Waltz
You’d be so nice to come home
Besame mucho
El Cumbanchero
Fly me to the moon
愛の讃歌
君恋し
かもめの街
さのさ
リンゴ追分
ラッパと娘
アンコール
ヘイヘイブギー
■アルバム『SIZUKO! QUEEN OF BOOGIE』

2024年4月17日発売
★ジャケット表紙イラスト くっきー!(野生爆弾)
【収録曲】
1.ジャングル・ブギー
2.ラッパと娘
3.センチメンタル・ダイナ
4.ブギウギ時代
5.買物ブギー
6.大阪ブギウギ
7.ホット・チャイナ
8.ヘイヘイブギー
9.オールマン・リバップ
10.東京ブギウギ
11.大空の弟
音楽配信
■コンサート「さあ、歌いましょう!」
2月1日(日)15:00開演
東京・新宿文化センター大ホール
■新曲『まっぴら御免』
作詞/荒木とよひさ 作曲/岡千秋 編曲/猪股義周

2025年5月14日発売
C/W『往生しなっせ』
作詞/村田英雄 作曲/立花淳夫 編曲/猪股義周
■神野美伽プロフィール

1965年8月30日生まれ。大阪府出身。
資格/少林寺拳法二段、書道二段、日本舞踊名取「花柳糸美之」、ハングル能力検定3級、1級船舶操縦免許
ペット/犬3匹
その他/エンジン01文化戦略会議会員(動物愛護委員会)
1976年、10歳で出演した歌番組で大手プロダクションスタッフの目に留まりスカウトされる。
84年、高校の卒業を待ち、演歌歌手としてデビュー。デビュー当時から話題を呼び、85年の『男船』が70万枚を超えるヒット。
87年、「NHK紅白歌合戦」初出場。その後も多数の受賞を重ねる。
99年には日本人初の韓国デビュー。2001年にはテレビ番組の「ハングル講座」でレギュラー出演をした他、様々なテレビ・ラジオ番組で司会を務めるなど、伝統的なジャンルの歌手としては異例の経歴を重ねていく。
また、芝居歴も豊富で、シリアスからコミカルまでこなす演技の幅が認められ役者としても注目を集めている。ニューヨークでもLIVEを継続的に行い、国内外のロックフェス出演や他ジャンルのアーティストとのコラボも積極的に行ない、活動の幅を広げている。