久しぶりに福岡へ行き、
4年ぶりに開催された
「博多演歌まつり」を取材し、
その翌日、
新曲『時の川』が好調な
伍代夏子さんを柳川で
撮影してきました。
その模様が9月号に掲載
されていますが、
ここでは本誌では
書けなかったことを
長々と書かせていただきます。
さて、
博多演歌まつりが
行われた福岡市民会館です。
福岡と言えば、
氷川きよしさん、
山内惠介さん、
北山たけしさん、
新人の梅谷心愛さんから、
ベテランの大川栄策さんなど、
たくさんの演歌歌手を
輩出している地。
ポップス系も
松田聖子さん、
椎名林檎さん、
浜崎あゆみさんなど、
数え上げたらきりがないです。
それだけ歌の熱が高い街、
ということなんでしょう。
4年ぶりの博多演歌まつりは
大盛況でした。
博多演歌まつりを取材するのは
初めてでしたが、
お祭り好きな博多っ子の地で開催
されるだけに、
すごい盛り上がる…とは
以前から聞いていたんですよね。
その噂は本当でした。
今回の出演者は
伍代夏子さん、多岐川舞子さん、
山崎ていじさん、森山愛子さん、
葵かを里さん、パク・ジュニョンさん、
真田ナオキさん、二見颯一さん、
新浜レオンさん、おかゆさん、
小川みすずさん、山西アカリさん、
青山新さん、という13名。
会場はぎっしり満員で、
チケットもアッという間に完売したとか。
皆さま、待ち望んでたんでしょうね。
そして、お客さまの反応がすごく良い。
13名の歌手の歌を、
お客さまは、
すごいしっかり聴いていて、
どの歌手の方に対しても
大きく拍手をして、
皆さまずっと笑顔の感じでした。
コンサート終了後、
ロビーには
出演者のCD販売ブースが
両脇に並んでいて、
そこにはお客さまを
お見送りする歌手の方々が
いらっしゃいました。
なので、
その通りはまるで
休日の原宿竹下通りのごとく
大渋滞で、大熱狂でした。
CDもすごく売れたんじゃないかなぁ。
新型コロナの日々でしたし、
こんな活気ある状況を
久しぶりに見られたので、
取材していても嬉しかった。
さてさて、
そもそもこの博多演歌まつりを
取材することができたのは、
2ヶ月くらい前に伍代夏子さんを
インタビュー取材した時のこと。
伍代さんが4年ぶりに
開催される博多演歌まつりに
出演されると聞いて、
「えっ、博多演歌まつり、
今年はやるんですか?
あのイベント、興味あるんですよ」
と僕がなにげに言ったら、
伍代さんが
「あら、そうなの?
じゃあ、来れば良いじゃない。
招待するから」
と言ってくださったからなんです。
え~っ!!!
伍代さん、神すぎる~!!!
感謝感激。
そして、
せっかく博多に行かせて頂くのですから、
新曲『時の川』の取材もさせてください!と
提案して、
翌日、柳川で川下りの伍代夏子さんを
撮影することにしました。
『時の川』だけに、
川で撮影しましょう!と…。
柳川の川下りを楽しむ伍代さん。
誌面ではあまり
引きの絵を使わなかったので、
ここでは素敵な風景が見えるように
引き中心に。
当日はあいにくの小雨。
その時は
「せっかく柳川に来たのに
雨かぁ…撮影できるかなぁ?」と
残念に思ったんですが、
今考えると
小雨くらいの方が
絵的に雰囲気あって良かった。
もし天気が良かったら、
この時期、
暑くて大変だったかも。
この日は舟に乗っている伍代さんを
僕がカメラを持って追いかけて
撮影しましたから、
天気が良くて
真夏の気温だったら、
自分は死んでいたかも(笑)。
なにしろ1時間コースですから。
伍代さん愛用のカメラが
すごいでしょ?
これで普段から彼女は
風景とか植物とか
昆虫とか動物を撮影
するのが趣味なんですよ。
それにしても、
小雨で伍代さんの
シャツが濡れているのが
わかりますけど、
そんなのぜんっぜん気にしない
伍代さんに惚れますわ(笑)。
撮影ポイントを探す伍代さん。
おつかれさまでした!
伍代さんのおかげで
良い写真がいっぱい撮れました。
9月号の19ページとか、
21ページとか、
ポスターにしても良さそうな
雰囲気ある写真だと
自分でも思います。
自分で撮っておいて
おこがましいですが(笑)。
今回の福岡取材が
出来たのも、
伍代夏子さんと
ソニーミュージックさんのおかげ。
本当にありがとうございました。
伍代さん、本当に神です。
いや、偉大な天使かもしれません。
村田
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