キレる選手

テレビのスポーツニュースとか視ていて時々思うんです。「テニスプレイヤーって、なんでキレやすいんだろう」。

野球なんかと違って個人競技だからかな? でも野球もよく乱闘とか、ベンチでヘルメット投げつけたりとか、見るよね。

逆に個人競技でも、ボクシングとかマラソンでキレてる選手って、あんまり見た記憶ない。

ゴルファーもブチ切れてクラブへし折ったりするのかな。ゴルフのことは何も知らんのですが。

ボクシングやマラソンって競技中「ずっと極限状態」だから、キレてる余裕なんてないんでしょうね。そこへ行くとテニスや野球はプレーに区切りがあるでしょう。セットやイニングだけじゃなく、次の投球やサーブまでの間、一旦「止まる」し。

そういう時、緊張の糸が文字通り「切れる」のかなぁ。

サッカーやバスケはゲームが動いてる間はマラソン状態だけど、区切りも野球ほどじゃないけどあることはあるから、乱闘とかモメたりの頻度が「マラソン以上野球以下」なのかしら、なんてね。

いずれにしても、試合中にキレるなんてことが出来るのは、相当格上の選手、自身に高いハードルを課している人だけですよ。私、中高とテニス部でしたが、選手としても部員としてもぐうたらで、試合なんて「キレる云々以前」でしたから(笑)。

という訳で、テニスプレイヤーはマラソン選手より忍耐力ないとか性格悪いとか、そういう問題じゃなさそうです。自分はどんな競技が向いてるかなとか、お子さんにスポーツやらせるなら何かなとか、と考える時のヒントになるかもしれませんね。

しかし、そこへ行くとやっぱり歌手は大変だよなぁ。アスリートの場合、プロならキレたり乱闘になったりするのもそれはそれで余興で、ワイドショーや週刊誌が喜ぶ(かもしれない)けど、歌手がステージで唄ってる最中にキレて、バンドにマイク投げつけたりしたら大変ですよねぇ。

皆さんどう思います?
(髙村)

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