神野美伽さんが教えてくれた、西城秀樹さん

歌の手帖10月号には、

新曲『いちから二人』がヒット中の、

神野美伽さんのグラビアを

掲載しています。

グラビア撮影終了後に、

マネージャー氏が

神野さんを撮っているところを、

撮らせていただきました(笑)。

さて、

神野美伽さんと言えば、

元・芸映出身。

そして芸映といえば、

西城秀樹さん。

なので、

今回のインタビューとは

関係なかったんですけど、

どうしても秀樹さんのことを

神野さんにお聞きしたくて、

彼女に西城秀樹さんの

ことを色々と伺いました。

そして、

本誌では

掲載できなかった、

神野美伽さんが語る、

西城秀樹さんのことを、

せっかくですので、

ここにアップ

させていただきたい、

と思います。

神野美伽

「私がデビューの頃(1984年)には、

もう芸映に秀樹さんは

いらっしゃらなかったんですが、

私自身が芸映にスカウトされたのが

子供の頃でしたから、

デビュー前に

秀樹さんの球場コンサートの

バックステージに何回か

勉強のために

お邪魔させていただきました。

だから、秀樹さんがリハーサル

されているところとか、

マッサージを受けているところとか

…まだ私も子供でしたから、

普通にそれを見ていて(笑)。

そして私はコンサートで

物販グッズを売るお手伝いをしたり、

お弁当を運んだりしていましたね(笑)。

私にとって秀樹さんと言うと、

その子供の頃の印象が強いんです。

 当時、秀樹さんは

ロッド・スチュワートの『セイリング』

を日本語訳で唄ってらしたの。

球場コンサートでゴンドラに乗って、

その『セイリング』を唄うと、

球場の何万人のお客さま全員が

一緒に合唱して

…すごく感動的な風景でした。

子供の頃は『セイリング』は

秀樹さんの歌だと思っていました(笑)。

 秀樹さんが亡くなられた時、

その『セイリング』が頭に浮かんで、

改めて英語詞を見てみたら、

死に旅立つ時の歌だったんですよ。

日本語詞はたしかラブソング

だったんで、

ちょっと驚きました。

で、

今改めて、

私もコンサートで

あの歌を唄ってみたいな、と。

 当時、芸映のスタッフさんは子供の私に

「秀樹は日本で一番ディナーショーで

バラードを唄うのが似合うシンガーなんだ」

って言っていました。

ボーカリストとして、

あの恵まれた声…

すっばらしく歌のうまい方。

情熱的で…。

そして、

秀樹さんを悪く言う方は

聞いたことがないほど、

素晴らしい方でしたよ」

神野美伽さん、

貴重なお話、

ありがとうございました。

なお神野美伽さんは、

10月29日(月)、

東京・新宿文化センターで、

デビュー35周年コンサートツアーの

ファイナル公演を行います。

村田

歌の手帖 2018年10月号 | 歌の手帖,2018 | 歌の手帖社 utate online

【公式SNSを見る】
error: コンテンツは保護されています