竹島宏さんのバースデイライブ2024

歌の手帖11月号には、

8月25日、東京・椿山荘で行われた

竹島宏さんのバースデイライブ2024の模様を

カラー2ページで掲載しております。

今年も管弦楽団バラダンさんの

優美な演奏の上に、

竹島さんが誠実な真心を映し出すように

全16曲を唄ってくれました。

 

管弦楽団の演奏で唄う『プラハの橋』は

ヨーロッパの古い街並みが見えるようでしたし、

新曲『ハルジオンの花言葉』も

より深く響いてきました。

『恋町カウンター』『夢の振り子』

というダンスナンバーも、

バラードのように響いてきて、

いつもとは違う曲の風景を楽しめました。

 

あっ、そういえば『勝手にしやがれ』の

管弦楽団バージョンのカバーも魅力的でした。

女優の夏樹陽子さんが

いらっしゃっていて、

竹島さんがお声がけして、ステージに登場。

 

夏樹さんは客席側にいる時、

マスクをしていらしたので、

席にいる時は誰だか分からなかったんですが、

あきらかに、あの人誰だろう?という

さすがの女優オーラが漂ってました。

8月28日が誕生日の彼。

一足先のバースデイケーキでした。

椿山荘のステージには鏡があって、

この写真は竹島さんの背中が写っております。

 

詳しくは11月号を読んでいただきたいですが、

この日のカバー『誕生』(中島みゆき)は

とても良かったです。

8月1日に永眠された竹島さんの事務所社長様への

感謝の想いが歌声に映っていました。

 

生と死は背中あわせ。

生まれてきたことは素晴らしいことだけど、

生きていると色々な別れを経験します。

とてもとても辛い別れもあります。

でも、その哀しみを受け止めつつ、

この地上からお別れする人に愛を込めて、

さよならを伝えたい…。

 

そんな竹島さんの想いが、

その歌声から感じられました。

 

竹島さんは今年で46歳になられたそうですが、

だからこそ、たくさんの経験を積み重ね、

そういう心ある歌声を得たんだと思います。

年齢を重ねることは、素晴らしいことです。

村田

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