歌の手帖12月号には、
新曲『TATSUYA』が好評な、
田中あいみさんが
ピンナップで登場してくれました。
自分的には『TATSUYA』の
メロディーとビートが
とても好きなんですよね。
気がつくと、鼻歌で唄っています。
歌詞が衝撃的と云いますか、
かなり振り切った表現なんで、
そこに賛否あったり、
好き嫌いあったりするかと
正直思いますが、
それも逆に良いんじゃないですかね。
例えば薬って、どんな薬にも必ず
(多少なりとも)危険な副作用の可能性があって、
逆に言うと、
副作用の可能性があるから薬は効くんです。
だから、毒にも薬にもならない表現より、
好き嫌いある表現の方が、
歌謡曲として有益な効能があって、
正しいように感じます。
『TATSUYA』は
簡単に云うと生と死と愛
を描いているんです。
死がいつもそこにあるからこそ
生きたい、と思いますし、
人生は死と背中合わせだからこそ、
生命を愛する心が生まれるんだと…。
『TATSUYA』を口ずさんでいると、
そんなことを感じます。
そんな『TATSUYA』について、
あいみちゃんが12月号で
赤裸々に語ってくれました。
全然関係ないですけど、
『TATSUYA』のタイトルを見た時、
「TSUTAYA」を想像した方は
多いのではないでしょうか?…(笑)。
書いていると間違えそうになります(汗)。
10月2日には
『TATSUYA』のスペシャル盤が
リリースされました。
カップリングには
木梨憲武さんプロデュース、
所ジョージさん作詩作曲による
『仁川(インチョン)エアポート』と、
『ドアを開けてみた』を収録。
この2曲の歌唱が、
歌謡曲を唄う時の田中あいみさんと
異なるポップでソウルフルな感じで、
もしかすると、それが普段というか、
素の彼女の歌声なのかな?と思いました。
『ドアを開けてみた』の歌唱は、
鈴木聖美さんみたいですし。
それを彼女に聞くと、
木梨憲武さんのリクエストで、
普段とは違う、
そういう歌唱になったそうです。
この2曲は遊び心たっぷりで
楽しいですよ。
『ドアを開けてみた』のイントロは、
シカゴの『サタデー・インザ・パーク』
ですけど、
それも意図的に楽しんでやっているんでしょうね。
9月18日にコットンクラブで行われた、
初のワンマンライブの衣裳。
今回のインタビューの時、
シースルーで「恥ずかしかった」と
彼女は云ってましたけど、
そんな恥ずかしがるような感じでは
ないですよね。
とても魅力的な衣裳だと思いました。
というわけで12月号を
ぜひご覧ください。
村田