水森かおりさん、モナムール・モナミ~愛しい人よ~

歌の手帖12月号には、9月25日、

東京・LINE CUBE SHIBUYA

で開催された水森かおりさんの

メモリアルコンサート~歌謡紀行~の記事を掲載。

 

そのステージにて、10月23日発売の新曲

『モナムール・モナミ~愛しい人よ~』

を初披露してくれました。

今年3月に舞台で共演した

俳優・原田龍二さんとのデュエット曲です。

 

この歌がすごく良いんですよ。

 

実は個人的にはデュエット曲って

あまり興味がないんですけどね。

以前は年末になると、忘年会などの宴会に向けての、

デュエット企画シングルがやたらと発売されましたけど、

記憶に残るようなデュエット曲って

(自分には)ほとんどなかったんです。

で、最近は社員が集まって

年末に宴会とかをやる企業も少なくなりましたし、

そういう時代背景も含めて

デッエット曲も減ったように思います。

 

そんな理由で

普段はデュエット曲と云うだけで、

興味の対象から外れるんですけど、

でもこの歌は初めて聴いた時

「おおっ! かっこいい!」

と衝撃を受けたくらい好きです。

 

とにかくサビのモナムール・モナミは

メロディー、リズム、ハーモニーが、

素晴らしき渾然一体さを響かせてくれます。

 

この歌を聴くと、

改めて水森さんの歌の切れある上手さ、

を感じますね。

そしてこの歌のポイントは、

このように、色気ある振り付けがあること。

みもりんによると、この歌の振り付けは、

小川知子さんと谷村新司さんが

デュエットした『忘れていいの』で、

谷村さんが小川さんの胸元に手を入れるな演出が

セクシーで話題になりましたけど、

あれを参考に考えたそうです。

 

この振り付けもヤらしくなくて、

この歌の中にある

男女の情熱的な愛情を感じられて、

とても良いな、と思いました。

 

それぞれがマイクを

相手の口元に向ける、

というこの振り付けを視た時、

なんとなく、

二人羽織を想像しましたが…(笑)。

当日のステージでは、

水森かおりさんが客席に降りて

歌唱してくれましたが、

LINE CUBE SHIBUYAの1階席から3階席まで、

すべてに出向いて笑顔でラウンドしていたのが、

彼女らしいな、と思いました。

 

そうそう、誌面には掲載しましたが、

このメモリアルコンサートでは、

前年の紅白の再現をしてくれるのが定番でしたが、

さすがに昨年のドミノ倒しは出来ないだろう、

と思っていました。

でも、なんと紅白でのドミノ倒しを

このステージで見事に再現してくれて、

それも感動しました。

男女のデュエット曲というと、

『ロンリー・チャップリン』をはじめ、

『愛が生まれた日』とか、

『居酒屋』『銀座の恋の物語』など、

令和の今も定番曲は限られていますが、

『モナムール・モナミ~愛しい人よ~』

が令和の『ロンリー・チャップリン』に

なるくらい広がってほしいな、とさえ思います。

それくらい完成度の高い

クールにホットで洒落た作品ですよ。

 

そして、この振り付けも

ぜひ真似してみてほしいですね。

村田

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