今年2月に10周年を迎えた津吹みゆが4月5日、東京・さくらホールにて「津吹みゆ10周年コンサート ―どんと響く、みゆワールド!―」を開催した。
“どんと響く!直球ボイス!”をキャッチコピーにデビュー以来、正統派演歌歌手としての道を着実に歩み、多くのファンの心を掴んできた。そんな彼女が10周年の記念となるコンサートを渋谷の地で行った。会場には650名ものファンがつめかけ、会場は熱気に包まれた。
「今日は10周年、感謝の気持ちをもって、集まった皆さんと一緒に楽しんで盛り上がりたいと思います。今日は色んなタイプのカバー曲とそしてなんとオリジナル曲A面を全曲唄いたいと思います!よろしくお願いします」と元気よく挨拶。
前半部の見どころのひとつは、抒情歌・懐メロメドレーコーナー。バンド演奏の懐メロメドレーが流れる中、黄色のワンピースに着替えた津吹が『ガード下の靴磨き』を披露。さらに『東京の屋根の下』『東京の花売娘』『星野流れに』『君の名』『夢であいましょう』では、客席ラウンドを行いお客さんと触れ合った。
後半は、紺色の絣の着物に着替え、本公演最大の見せ場である『歌語り 壇ノ浦恋歌』でスタート。この曲は2022年に発売した『壇ノ浦恋歌』をリメイク、新たに加えられた歌詞と、ひとり語りのストーリーで綴られた意欲作であり、これまでに津吹が舞台出演で培った迫真のセリフ回しが最大限に生かされた見事なパフォーマンスとなった。
■『歌語り 壇ノ浦恋歌』MV
■津吹みゆコメント
「皆さんのおかげで、こうして無事に笑顔で10周年コンサートを行う事が出来ました。まだまだ未熟ではありますが、これからの一年一年、一瞬一瞬を大切に皆さんと一緒に歩んでいきたいと思います。今後とも応援のほど宜しくお願い致します。新曲の『なみだ紅』、こちらも頑張ってヒットさせていきます!」
■津吹みゆ10周年コンサート曲目一覧
おんなの津軽
みちのく恋桜
会津・山の神
すみれの恋
わたしの門前仲町
母子草
由良川恋文
あした咲く花
ガード下の靴磨き(宮城まりこ)
東京の屋根の下(灰田勝彦)
東京の花売(岡晴夫)
星の流れに(菊池章子)
君の名は(織井茂子)
夢であいましょう(坂本スミ子)
さよなら海峡(都はるみ)
立待岬(森昌子)
硝子坂(高田みずえ)
東京ホタル
黄昏の雪
もう一度会いたいBeautiful place(城之内ミサ)
歌語り 壇ノ浦恋歌
A面メドレー=哀愁の木曽路~嫁入り峠~望郷さんさ~郡上しぐれて~おんなの嵯峨野路~雨の向こうの故郷~会津なみだ橋~望郷恋歌
闇夜においで
なみだ紅
アンコール
恋は女の晴れ舞台
■デビュー10周年記念『オリジナルベスト2025』
4月2日発売
日本クラウン CRCN- 41523
■ライブ情報
「Smile×2 Live」
4月13日(日)
①開場:12:00、開演:12:30
➁開場:16:00、開演:16:30
福島・いわき芸術文化交流館アリオス小劇場
「IPPO(いっぽ)」
8月21日(木)、22日(金)
21日=15:00~
22日=11:00~/16:00~
東京・狛江エコルマホール